雑談散歩

    山スキーやハイキング、読書や江戸俳諧、山野草や散歩、その他雑多なことなど。

公園の落ち葉と青草

公園の柵にネットをかけることで、落ち葉が公園の外に散乱するのを防いでいる。
晩秋のすばらしい青空。
秋の長い影と落ち葉の雰囲気が、なかなか良い。
赤色がだんだん枯れて茶色になっていく落ち葉。
その上に、樹木の濃い影。
影から浮き上がった鮮やかな紅葉。
それらが一体となって枯れていく。
影も光も、落ち葉に吸収されて、枯れの世界に引き込まれていく。

人家に散乱すれば、掃除が大変な落ち葉だが。
こんな枯れの世界があるから季節の温かみが感じられる。

落ち葉に埋もれた青草は、落ち葉に守られているような。
落ち葉の温もりで、まだ育っている青草、なのかもしれない。
そうだとすれば、小さな自然の見事な連携プレー。

人間の社会では、どげなふう?
はたして老人は、若者を育てているだろうか。
まあ、お互い様だね。
育てたり育てられたり、さ。

都市の片隅であろうが、深山の真っ只中であろうが、自然は、自然を頼りに生きているのだね。
自然は、常に、自身を彩ろうとする。
なんてね。

敷き詰められた落ち葉。
落ち葉に樹木の影。

日向の丘の青草。

青草と枯葉の対比。

青草の陰に、去年の枯葉と今年の枯葉。
Next Post Previous Post

広告