2015/03/31

ビールを飲みすぎて脱水症状?

ビール中ジョッキ。
私の知人にビール大好き人間がいる。
家庭ではそんなに飲まないのだが、酒場では大量に飲む。
特に若い女性のいらっしゃる酒場では、鯨飲。
調子に乗るタイプと言おうか、アルコールに乗せられやすいタイプと言おうか。

どのくらい飲むかというと、生ビールを中ジョッキで10杯前後。

もちろん本人は10杯飲んだかどうかは記憶にない。
5~6杯ぐらいまでは覚えているという。
その頃から、オシッコが近くなる。
ビールの利尿作用は絶大。

ビール中ジョッキ10杯飲む間に、7~8回トイレへ。
これも数えたわけではないから、正確な回数はわからない。
なにしろ、飲み干す杯数が増すほど、トイレへ通う間隔が短くなってくるのだから。

そんな彼が、ある晩に行きつけの飲み屋のカウンターで美女と隣り合わせた。
話が弾んで、飲みも弾む。
この日は飲むピッチが、いつもより格段早かった。

「グラスを空けてはトイレで小用」を繰り返して2時間近く経った頃。
彼は突然、頭痛を訴えた。
二日酔いには早過ぎる。
なによりも、その痛がり様が尋常ではない。

「頭をガンガン殴られているようで、痛くてたまらん」という有様。

これは、脳卒中とか脳梗塞とか、そのあたりの病気の前兆ではないかと、店主が119番した。

酒場。
病院では、アルコールくさい彼を丁寧に調べてくれた。
その結果、頭には異常がみられないとのこと。

診察にあたった医師の話では、「ビールの飲みすぎによって脱水症状になり、体内の血液循環の悪化が頭痛の原因ではないか」ということ。

血液循環が悪化し、頭部への血液循環に支障が生じると、頭部の血流が滞ってしまうことがある。
また、血管が拡張し、周囲の神経を刺激する。
そのことによって、激しい頭痛が起こる場合があるという。

「えっ!ビールをあんなに飲んで水分補給しているのに、脱水症状?」と私を含めて彼の知り合いは驚いた。
だが、その原因はビールの驚くべき利尿作用にあった。

一定の時間でビールを飲んでいるうちに、摂取したビールの量よりも排出する尿の量の方が多くなるという。
オシッコが近い人ほど、この現象は顕著らしい。

それは身に覚えがあるような・・・・。
飲み屋のトイレで用をたしながら、今出ている量は、一杯の中ジョッキよりもかなり多いな、と思ったことがあったからだ。

個人差はあるものの、ビールは飲めば飲むほど脱水症状に陥る度合いが増すという。

突然の頭痛に襲われた彼のことだが、病院で水分補給したら容態が改善したという。

対策としては、飲酒するときは、こまめに水分補給。
というか飲みすぎないことがいちばん。

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