2015/12/06

雪が積もってもまだ咲いているミヤコグサ

うっすらと雪が積もった新中央埠頭南側の小山
犬の散歩に青森港新中央埠頭へ。
もしやと思って、ミヤコグサが咲いていた傾斜地をのぞくと、なんと、まだ黄色い花が開いている。
以前の記事で「雪が降るまで咲いているのかミヤコグサ」と書いたが、それが本当のことになった。

青森市は、昨日と今朝、ちょっと積雪があった。
それ以前にも、降っては消える程度の雪の日があったのだった。
だが、ミヤコグサは枯れることなく、次々と黄色い花を咲かせていたようだ。

いよいよ、花を訪れる虫の姿は無い。
空を飛ぶ虫が皆無の季節。
そんな季節に、実を結べない花が、白い雪をかぶって咲いている。

開ききってオレンジ色になって萎んでいる花もあるが、まだレモン色の蕾もある。
春に咲き始めてからこの12月まで、咲き通しに咲いていたのか。

雪に埋もれて、ミヤコグサがまだ咲いている。
この一帯で、まだ緑色の葉をもっているのは、ミヤコグサとシロツメクサ。
ともにマメ科の野草である。
シロツメクサの葉も、雪をかぶっても若々しい緑色を保っている。
だが、花は咲いていない。

なぜミヤコグサだけが花を咲かせ続けているのだろう。
インターネットで検索して、いろいろ調べても、雪の中で花を咲かせているミヤコグサの記事はない。

今年の晩秋から初冬にかけての傾向をみれば、この冬は暖冬かなと思われる。
ギリギリと冷え込んだ日がない。
最低気温が氷点下の日は、11月25日(-0.1℃)と11月26日(-0.7℃)の二日間だけ。
この程度では、ミヤコグサの茎や葉が凍えることはないのだろう。

凍えて枯れ死ぬこともなく、緑の葉でせっせと光合成を続け、花を咲かせている。
なんという生命力。
これほど強い生命力の持ち主なのだから、薬草として活躍しているのではと思い調べてみた。

「薬用植物一覧表」というサイトに以下の記事があったので、引用させていただいた。

「疲労回復の薬用酒として、乾燥した全草を、瓶の半分くらいまでつめて、25度か35度のホワイトリカーを瓶の口まで入れて、冷暗所に3ヶ月程度おき材料を引き上げ、1日30CCを飲用する

茎・葉を採取して、軽く茹でて、サラダ、酢の物、花は、野菜サラダなどにちらす。」


雪のなかでのミヤコグサのパフォーマンスからみれば、ちょっとじみで、ありきたりの薬効ではないか。
もっとすごい力があるのではと、思わせるミヤコグサの咲き姿である。

新中央埠頭緑地のミヤコグサだけが、雪の中でも咲いているのだろうか。
それとも他の群生地でも、ここと同じように、まだ花が咲いているのだろうか。
以前ミヤコグサを見かけた近所の空き地は、工事現場の事務所が建っていて確認できない。
来年、他の群生地を探して、新中央埠頭緑地のミヤコグサと比較してみるのも楽しみである。

雪の中でも花を閉じようとしない。

ちょっと枯れかけた花。

こちらは、まだ蕾のミヤコグサ。

雪をかぶったミヤコグサの花。

葉の緑色も鮮やかだ。

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