陽が射したり雪が降ったり吹雪いたり、バラエティ「モヤヒルズ」
雪片付け。 |
久々の大雪。
と言っても昨日(18日)の青森市の最深積雪が35センチだから、そう大したことはない。
でも、この冬にしては大雪。
朝6時起床。
愛犬の散歩で楽しい時間を過ごし、雪片付けで体力トレーニング。
そんなこんなで、山への出発が8時半過ぎになってしまった。
今日は、滝沢山域の高地場山(459メートル)を経由して、681.3ピークまでスキーハイキングする予定だったが、青森市東部は吹雪。
みちのく有料道路に差し掛かると、前方が見えないくらいの猛吹雪。
ルート探索で周囲の見晴らしがきかないのでは楽しくない。
それに、ホワイトアウトになったら危険。
そう思って、山はあきらめた。
みちのく有料道路をUターンして雲谷(もや)へ向かう。
モヤヒルズで、スキー練習に励むことにした。
モヤヒルズの午後券の有効時間帯は、12時から16時半まで。
たっぷり4時間半あって、休日料金が大人2,000円。
私が該当するシルバー(60歳以上)料金は1,500円だ。
八甲田国際スキー場と比較すると、モヤヒルズの方が金額的に断然お得。
施設もモヤヒルズの方が整っている。
食堂(やまぶき山荘)のラーメンが美味しい。
それに何と言っても、青森市内から近い。
さらに、ファミリースキー場でありながら、非圧雪パウダー急斜面上級者コースがある。
だから、吹雪いていても、それなりに楽しい。
八甲田国際スキー場は、長い急斜面でじっくり練習したいというスキーヤーに向いている。
鍛錬を目指して訪れるスキーヤーが多いスキー場である。
だから、スキーで遊びたいという初心者やお子様には不向き。
客層は、エキスパートスキーヤーで大半を占めている。
でも、もうちょっと客層の幅に広がりがあっても良さそうなものだが。
せっかくのロケーションがもったいない。
八甲田国際スキー場に比べれば、モヤヒルズは、たしかに滑走距離が短い。
カタクリゲレンデを除けば、急斜面も短い。
だが、私にはこれで充分。
今の私がノンストップで滑れるスキー場はモヤヒルズぐらい。
聞いた話だが、午前中のカタクリゲレンデは、ファットスキーテレマーカーの巣になっているとか。
まだ、パウダーが新鮮なうちにパウダーを楽しもうと、砂糖にたかる蟻みたいにテレマーカーが群がる。
青森県内で、こんなにテレマーカーを魅了するゲレンデは、他に見当たらないそうな。
テレマーカーでなければ知らない話。
小さな郊外のスキー場だが、バラエティ「モヤヒルズ」なのだった。
モヤヒルズのカタクリペアリフトから、カタクリゲレンデ(左側)とオダマキゲレンデ(右側)を眺める。 |
カタクリゲレンデの急斜面。午後は雪面が荒れて大変。雪がたっぷりのように見えるが、今年は雪不足ぎみのカタクリゲレンデ
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オダマキペアリフトから眺める。手前がワラビゲレンデ、奥がコスモスゲレンデ。両ゲレンデに挟まれたリフトがコスモスクワッドリフト |
夕暮に近づいたワラビゲレンデ。 |