2017/02/20

公園樹の伐採や剪定

白樺の木をチェーンソーで切断中。
全国的な桜の名所である弘前公園で、本日から桜の剪定作業が始まったというニュース。
青森市内の近所の都市公園では、公園樹の伐採と剪定が行われている。
病虫害に侵された木が伐採されて取り除かれる。

都市公園は、高度に管理された自然。
その管理の一環として、伐採と剪定が雪の中で実行されている。
春になって雪が融けて、公園が新緑に染まる前に、病木を取り除いておこうという計画なのだろう。

それにしても、この公園でのこんなに大々的な樹木の伐採は、初めてではないだろうか。
伐採対象の病んだ樹木には、ピンクのテープが巻かれている。
その数が10数本とずいぶん多い。
そういえば去年の夏から秋にかけて、この公園の樹木で枯れた枝を多く見かけた。

樹液の出が悪い枝は枯れやすいと、造園会社に勤めていた知人から聞いたことがあった。
剪定したところから樹液が滲み出ない木は、枝が枯れやすいんだと。
雨不足でそうなる枝が多いとの話だった。
一昨年の夏は、青森市周辺が雨不足ぎみだった。
去年の8月も、雨が少なかった

そのせいで、去年の夏から秋は、この公園で枯れ枝を多く見かけたのだろう。
山と違って、沢が流れ込んでいない公園の樹木にとって、雨は命。
公園の水涸れ状態が、公園樹の枝枯れを発生させたのかもしれない。

都市公園は人間の手で高度に管理された自然と言われているが、公園の乾燥を防げない環境づくりでは、高度とは言えない。
公園樹の役割としては、夏の暑気緩和や大気浄化などがあげられている。
また、市民の精神面でのリラックス効果も期待できる。
都市公園は、市民の散歩の場であり憩いの場なのだ。

一方、秋が深まると、都市公園の落葉が「迷惑落葉」となって付近住民にストレスを与えているのも事実。
それらの管理が行き届いていて、はじめて「高度に管理された自然」と言えるのだろう。
ところで私はこのブログで、都市公園のことを「高度に管理された自然」と何べんも書いてきた。
これは、どなたかの受け売りなのだが、その出所は忘れてしまった。
そこで受け売りではなく、私自身の言葉で言えば、「都市公園とは、ある程度管理された自然」となる。

「ある程度管理された自然」では、都市公園管理技術は、まだまだ発展途上。
自然の域に達していない。
「自然のシステム」が公園を管理する。
私は、将来の都市自然公園を空想しながら、発展途上の人口庭園を散歩している。
公園樹の伐採・剪定風景を眺めて、そう思った次第。

伐採した木が自動車道路に倒れ込まないようにロープで支持。

枝の剪定。

伐採対象の木であることを示しているピンクテープの目印。

剪定した枝をまとめている。

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