広告
編集

今シーズンの初ナメコ

2016/09/05
初ナメコ。
今年はまだ暑いせいか、キノコの出が遅いと言われている。
だが、早くサモダシが食いたくてたまらない。
そろそろどんなもんかなあと山へ入ってみた。
サモダシ(ナラタケ)は倒木にチョコチョコ付いていたが、ほとんどが干涸び状態。
このところ雨が少なかったのに加えて、熱い風が山を乾かしているみたいだ。

沢の中の倒木で、開いたナメコを見つけた。
みそ汁のお椀に一杯分。
ほとんどのサモダシが萎れ状態の中、このナメコだけは活きが良い。
活きの良いナメコを見つけると、見つけた本人も活きが良くなる。

ツキヨタケ。
立ち枯れの大木に、キノコがいっぱい。
左の枯れ木にはカノカ(ブナハリタケ)、右の枯れ木にはツキヨタケ。
カノカが立ち枯れの大木に大量発生するのは何度か見た事がある。
今日見つけたカノカは、独特の甘い香りもそんなにきつく無くて、虫も少なかった。
甘い香りが強いと、時々、スズメバチが偵察に来たりする。
カノカを見つけると、ビクビクしながらあたりを見回す癖がついた。
サモダシ(ナラタケ)
倒木の周りの枯葉から、サモダシが出ている。
よく見ると、あたり一面サモダシだらけで、畑のような有様。
残念なことに萎れぎみがほとんど。
たぶん次回は、倒木から新鮮なサモダシが株になって出ていることだろう。
たぶん・・・・そうだと良いんだけど・・・。

サモダシの幼菌。
大きなブナの倒木の肌に、サモダシの幼菌がポチポチと。
この小粒ちゃん達が食べごろになるのはいつの頃か。
みごとな株に成長するのか、乾いた風に干涸びてしまうのか。
サモダシ。
今日の収穫のなかで、比較的、形が保たれているサモダシ。
この周囲にも幼菌がちらほら。来週もここへおいでと誘っている。
「またキノコ採りに山へいくの」
「ええ、ちょっと小粒ちゃんに誘われているもんだから」
「へ?」
ということが、今年も山に雪が降るまで続く。

今日は11時ごろの遅い入山で、山ではあまりゆっくり出来なかった。
日が暮れるのも早くなったし、楽しいキノコ採りとゆったり温泉を満喫するためには、つらい早起きをしなくては行けない。
休日の朝寝坊もけっこう楽しいのだが・・・・・・・・
広告