勇気云々の標語看板がちょっと変な感じ

 クルマを運転中に見かけた看板ですが、
「その勇気 万引きするより 親切に」
 と書かれてありました。

 ナントカ地区防犯委員会と署名された、その看板の標語ですが、内容が変ですよ。
 「勇気」という言葉には、信念を貫くために、困難や危険を恐れない勇ましい心という意味があります。

 一般通念として、「勇気」というコトバは「反社会的」な行為には使わないですね。

 「その勇気 万引きするより 親切に」だと、万引きするのも、お年寄りに親切にするのも同じ「勇気」の発動によるものであるという印象や意味合いを与えかねません。

 「勇気」があるんだったら、万引きに使うよりも、むしろ親切行為にその「万引き勇気」を使った方が良いんじゃない。
 こんな感じですかね。

 まるで、「勇気」が安っぽい道具のような印象です。

 それに、犯罪行為を行うには通常の気持ち以上の「気合い」が必要でしょうが、親切行為なら普段の気持ちで充分でしょう。

 勇気の必要な親切は、時として、過剰な押しつけ親切になったりして、ありがた迷惑になるかもしれません。

 若い女性のスカートのお尻の部分にガムテープの切れ端が引っ付いていて、勇気をふるって親切に、そのガムテープを剥がすべくお尻に触れたら、それは犯罪行為になるかも知れません。

 そんなことを考えながら、「その勇気 万引きするより 親切に」というお題目を唱えたら、やっぱりあの看板は変ですね。
 
 通常の生活感覚には無い言葉の使い方だと思いますよ。それを生活道路という生活の場に掲げているのだから、変ですね。
 

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