キノコ探しの方法(その1)

私のキノコ探しの方法は、私の山歩きの方法です。
どちらも、シルバーコンパスと国土地理院発行の地形図を使います。

この地方のキノコ採りの多くは、あまり山の奥へ入らないようです。
ただし、舞茸採りは別です。
彼らは人の入らない山奥で、キロ数の多い舞茸を収穫しているらしいです。

多くのキノコ採りの人達はクルマを停めた林道の周辺で採取活動をしています。
楽にキノコが採れるので、そこは人で溢れています。
多くのキノコを採取したい人は日も明けない早朝から林道へクルマを飛ばしているようです。

山歩きが趣味の私は、キノコを探して山の奥へ入ります。
まったく人の入っていない場所でキノコを採るのが好きなので、登山道が無い山へ潜入するのです。
その際必要なのが、シルバーコンパスと地形図です。

家にいるときの仕事
国土地理院のウエブサイトの地図閲覧サービス(ウォッちず)へアクセスして、近場の山の地形図を睨むのです。

ポイントはふたつ。
●広葉樹の森で、北向きもしくは北東向きの比較的緩い斜面を探す。
●近くを大きな沢が流れていて、枝沢の多いエリアを探す。

このふたつの条件に適う森を、地形図から探し当てるのです。
場所が決定したら、国土地理院のウエブサイトの「電子国土ポータル」から地形図をプリントアウトします。
「電子国土ポータル」では自動で「磁北線」が引けるので便利です。
この「磁北線」無しには、地形図を使った山での行動は不可能です。

地形図上で、そのエリアにアプローチできる林道や登山道の特定のポイントから、地形図で見つけた大きな沢の特徴的なポイント(たとえば沢の分岐点とか)に定規で直線を引きます。

そしてその線の方位角度を、シルバーコンパスを当てて割り出します。
この角度が、林道や登山道から山へ入る進入角度になるのです。

地形図に線を引くときは、目標の沢や稜線に対してなるべく直角にぶつかるように引きます。
このほうが、多少角度がずれても、目標物に確実に辿り着けるからです。

山での行動
山の進入ポイントに到着したら、紐付きのシルバーコンパスを首から下げて、進入角度を合わせます。
地形図上に記した直線上を進むには、シルバーコンパスの指針が指し示している角度を正確に直進しなければなりません。
もちろん、薮漕ぎ山行です。
シルバーコンパスの針の先に特徴的なもの(立ち枯れの大木とか大岩とか)があればそれを目標に直進します。
特徴的なものが見当たらないときは、シルバーコンパスの指針を頻繁に睨みながら直進します。
薮漕ぎ直進しながら、キノコを探し歩くのです。



スポンサーリンク

◆今まで書いた記事一覧(この文字をクリックすると展開します。)

もっと見る