東京スカイツリーと巨大観光都市東京の集客力

私が子どもの頃は、東京の観光地と言えば、真っ先に東京タワーでした。

中学校の修学旅行の行き先は東京でしたが、いちばん記憶に残っているのは東京タワーです。


現在では、今年5月に開業する東京スカイツリーが東京観光の目玉になりつつあるようです。

東京都江東区にある食品会社が、東京スカイツリーをテーマにした魚肉ソーセージを作ったり、都内遊覧観光バス会社が東京スカイツリー周辺を巡るコースを新設したり、東京スカイツリー開業に合わせて各企業の動きが活発になっています。

東京都墨田区は地元だけで年間880億円の経済効果を見込んでいるという話ですが、幕を開けてみなければ解らないことでしょう。

仮に880億円ものお金が東京スカイツリー周辺に集中するなら、日本全国の観光地はマイナス880億円の負の経済効果を振り分けられることにならないでしょうか。

これは、素人の浅知恵かも知れませんが・・・・。


東京タワーは東京タワーで、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の人気で観光需要が底堅いということです。

さらに浅草や築地周辺の観光需要も伸びるかもしれません。

世界から注目を浴びている電気街の秋葉原、それにいろいろと人を呼び込む力を備えた新宿、渋谷、上野といったエリアの集客力も侮れないものがあります。

都内に点在する博物館や美術館、劇場、競技場などの文化施設なども見物客を集める要素が大きいでしょう。


巨大観光都市東京の集客力は底知れない力を発揮し続けます。

しかし、東京スカイツリー周辺の交通渋滞の影響で、地元民の生活や商業活動は不便を強いられるかも知れません。

そういう不便や庶民の苦痛を、巨額の観光収入とともに呑み込んで、尚、観光都市東京はますます巨大化していくことになるのでしょうか。

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