雑談散歩

    山スキーやハイキング、読書や江戸俳諧、山野草や散歩、その他雑多なことなど。

公園の紅葉(サンシュユ、サクラ、シダレカツラ、モミジ)

赤いサンシュユの実
サンシュユの赤い実。
犬の散歩で通る近くの公園の紅葉が、ゆっくりと進んでいる。
池の中の島に立っているサンシュユの実は真っ赤に色づいて、その葉も紅葉し始めた。

この赤く熟したサンシュユの実は食用可能で、サンシュユを使った漢方薬は強精の効果が強いらしい。
こんなに沢山、実が残っているのだから、誰も採る人はいないのだろう。

もっとも都市公園の樹木の実であるから、勝手に摘んではいけないということもある。
公園のカラスが摘んで、旺盛な繁殖力を獲得するのだろうか。
色づき始めたサンシュユの葉
色づいたサンシュユの葉。
サクラの紅葉
公園の紅葉
まだ緑が濃い公園の木々の間で、赤く色づいているのはサクラに似た幹の木の葉。
この公園にはサクラの木が10本ほどあるが、葉がこんなに赤く紅葉しているのはこの名前不明の木だけ。

春に、この木にどんな花が咲いていたか、覚えていない。
下の写真のように、ほとんど「全葉」が紅葉している。
(後で知ったのだが、この木の名前はオオヤマザクラだった。)

サクラの葉
紅葉した桜の葉。
紅葉が始まっているのに、まだ花を咲かせている木があった。
木の幹の肌を見るとサルスベリのようだが、判然としない。
花も枝の先端で咲いていて、サルスベリの花の咲き方に似ている。
白いサルスベリの花もあるというから、これもサルスベリの木のお仲間かも知れない。

白いサルスベリの花?
シダレカツラとモミジ
シダレカツラ(左)とモミジ
上の写真の左側で黄色っぽく紅葉しているのが、シダレカツラ。
強精剤のサンシュユは、このシダレカツラの奥にある。

シダレカツラの右側の、枝の広がりの良い木はモミジだ。
近くで見ると、掌状に切れ込んだ小さな葉が密生している。
このモミジの東側の部分が赤く色づき始めた。

このように、チョコチョコと色づき始めたが、公園全体としては、まだ緑が濃くて、公園の紅葉はこれからというところである。
この時期、紅葉から落葉までの変化を楽しむことができる公園散歩。
公園の散歩は、小さな発見の時間でもある。
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