林道スキーウォーキング
先日の計画ルートを今日は踏破しようと滝沢へ出かけた。
楽しい尾根登りが出来るはずだったが、計画時の心配が当たって野内川を越えられずに断念。
林道の橋の手前からの、野内川左岸(下流に向かって左手)のトラバースは、急斜面が迫っていて、雪崩や滑落の可能性が大きく危険と判断。
橋を渡って林道を進み、野内川と上折紙沢合流点付近を歩いてみたが、野内川を渡渉できるような場所は無かった。
川底の岩や石を渡りつないで、テレマークブーツの浸水スレスレのところをなんとか歩いて行けそうな箇所もあったが、左手中指のマレットフィンガーも完治していないので無理は禁物。
折紙山836ルートはあきらめて、以前から気になっていた赤沢方面の林道を偵察することにした。
今日は、林道スキーウォーキングである。
東北新幹線八甲田トンネルの避難坑(点検坑)出入口。 |
8時35分:駐車場をスタート。
8時50分:新幹線トンネル避難坑前。
9時30分:上折紙沢合流点。
10時12分:引き返して、スタート地点近くの橋。
10時42分:唐川沢沿いの林道入口。
10時50分:みちのく有料道路高架下。
唐沢川沿いの林道は、割と空間が開けている。
狭い谷道だと思っていたが、圧迫感のない林道のようだ。
狭い谷道だと思っていたが、圧迫感のない林道のようだ。
折紙山へ向かうほとんどの登山者がこの道を利用するらしい。
唐川沢沿いの林道入口を過ぎて、唐川沢にかかった橋を渡りちょっと歩くと有料道路の高架下に出た。
歩いてきた林道は戸違沢の方へ延びていたが、今日は高架をくぐって赤沢沿いの林道を偵察してみることにした。
この林道を使って大毛無山や三角岳(黒星岳)へ登るルートを探るためである。
予定外の行動なので、この方面の地形図は持参しておらず、ただ「林道の道筋まかせ」で歩く事になった。
みちのく有料道路の高架を抜ける。 |
大毛無山へ続く南尾根。 |
徐々に青空が広がる。 |
赤沢沿いの林道。 |
林道二股。 |
11時40分:林道二股。
11時55分:見晴台。
12時5分:林道最終到達地点。
林道は先へと延びていたが、進行方向が大毛無山方面とは逆方向に回り込んでいたので、見晴台までもどり、その近くの尾根に取り付いた。
林道の見晴台からは、大毛無山へ続いている南尾根のピークが遠望できる。
特徴ある形の734ピークは、すぐにそれだと確認できた。
このあたりでは、私が知る限り唯一の「森林限界」のあるピークとなっている。
その岩場のやせ尾根に立つと、無雪期でも四方を見渡すことができる。
林道の見晴台からは、大毛無山へ続いている南尾根のピークが遠望できる。
特徴ある形の734ピークは、すぐにそれだと確認できた。
このあたりでは、私が知る限り唯一の「森林限界」のあるピークとなっている。
その岩場のやせ尾根に立つと、無雪期でも四方を見渡すことができる。
12時50分頃、尾根上の小ピークに到着。
尾根は緩い傾斜で南東へ延びていたので、また歩き始め、13時に2番目の小ピークに到着。
高度計は標高360mを指していた。
尾根はまだ続いていたが、今日はここまでと決めた。
尾根の斜面は木が混んでいるので、スキーにシールを付けたまま慎重に下る。
見晴台で昼食をとり、13時35分に出発。
スキーのシールを外して、林道の緩い傾斜をズルズルと滑ったり歩いたり。
13時55分にみちのく有料道路の高架下に到着。
そこから平坦な林道をスキーで歩いて、駐車場に着いたのが14時27分だった。
家にもどって、地形図で今日の行程を確認。
地形図を持って歩いていれば、三角岳につながる486ピークの尾根と、大毛無山南尾根につながる498ピークの尾根の、取り付き箇所を偵察できたのだったが・・・残念。
残念だったが、大毛無山山系のこのふたつの尾根を登る楽しみが増えた。
ひとつ歩くと、それに伴って、また新しい計画がひとつ湧く。
私の山歩きを楽しむ方法は、こういうケースが続いている。
細長いノルディックスキーで、林道スキーウォーキングを楽しむのも良いかも知れない。
あれもこれもと、山を歩くたびに楽しみがどんどん増える。
それを実現できる体力も増えてくれれば嬉しいのだが。
あれもこれもと、山を歩くたびに楽しみがどんどん増える。
それを実現できる体力も増えてくれれば嬉しいのだが。