雑談散歩

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サンシュユのつぼみ

サンシュユのつぼみ
若草色のサンシュユのつぼみ。
この前より、公園のサンシュユのつぼみが開きかけている。

おそらく、この公園の木の花のなかで、真っ先に開花するのはサンシュユに違いない。

サンシュユのつぼみといっても、右の写真のアップした一個がつぼみではない。

この中の、たくさん黄色い顔を出している一個一個がサンシュユのつぼみなのだ。

こういうのを「花序」と言うそうだ。

サンシュユのような花の姿は「散形花序」と呼ばれている。

サンシュユの黄色い花は、木の枝先いっぱいに広がる。

もうちょっとしたら、そういうサンシュユの花が見られる。

おしべとめしべを思い切り中空に突き出した、サンシュユの花の咲き様は面白い。

この公園で、春の到来をいち早く知らせる、小さな可愛い花達である。

まだある公園の残雪の消滅と、サンシュユの開花と、どちらが早いだろう。

サンシュユが植わっている池の畔には、残雪は無い。

春がきて花が咲くのか、花が咲いて春になるのか。

春の情緒は花無しには語れない。

池の畔のサンシュユは、ただただ、緑の葉を燃え上がらせる結実の夏を待っているように見える。


サンシュユのつぼみ
池のほとりのサンシュユの立ち木。

サンシュユの立木
かすかに色づいてきたサンシュユの枝。
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