ブログを書く方法とは?
ある程度の記事数を書き重ねているうちに、「ブログを書く方法」のようなものが脳裏にうっすらと湧く。
実体はまだ不確かな、おぼろげな影のように。
私が解っているのは、ブログを書くということは情報を集めることであるということ。
見聞きや実体験を通して、たくさんの情報が、生活者である「私」を通過し続けている。
それらの「情報(話)」を集める。
情報の、ひとつひとつの「意味」を自分なりに探る。
様々な共通点を見据えて、情報の分類を試みる。
自分にとって「意味のある情報」を拾い出す。
自分にとって「役に立つ情報」を関係づける。
自分が今まで気づかなかったことは何だろうと考える。
無意識の中に、役に立つ考え方があるのではないかと意識する。
そういう考え事の経過として、多分、「発見」があるのではないか。
ブログを書く方法とは、「発見」するための技術のようなもの?
「空が青い」という情報は、それだけでは、空が青いという事実に踏みとどまる。
気持ちのよい青空だから気分が快活で、曇り空だったらワシの頭じゃ解決不能だと思われる問題にも挑戦できそうだ。
「空が青い」という情報を、自身で見いだした「意味」に関係づけることができる。
「空が青い」と言うことは、こういうことなんだと発見する。
情報と現実の新しい関係を発見することが、ブログを書くことの目的なのでは・・・。
その目的は、「日常生活(私たちには日常しか無いからなぁ)」のなかから何かを発見するための技術の獲得・育成につながる。
ブログを書いていくうちに、方法と目的の関係も解ってくるかも知れない。
自然に発生する発想を、発想力として育てることも可能である。
山を歩くということが「試みの冒険」であるように、ブログを書くということも「試みの冒険」であるに違いない。