林道脇で見つけた、葉がモミジに似て赤い実がなる植物(クマイチゴ)

クマイチゴ01
クマイチゴの赤い実。

小さな赤い実
萱野高原の西の谷へ下りて行く林道でクマイチゴの実を見つけた。
クマイチゴは、広葉樹林の伐採跡や林縁などに生育するキイチゴの仲間である。

この地方では、使われなくなった林道沿いで、この赤い実をよく見かける。
葉が大きい割に、実は小さい。

食べ過ぎるとお腹をこわす
低山の薮こぎをしていると、クマイチゴの大群落に行く手を塞がれることがある。
茎に細かい棘が多いので、衣服に引っかかって、難儀をすることになる。

その場所を、夏の初めに訪れると、クマイチゴの赤い実が大豊作。
野生のクサイチゴほど甘みは強く無いが、自然な甘酸っぱさが美味である。
美味しいからと言って食べ過ぎると、胃腸の虚弱な人はお腹をこわす。

別に、毒がある訳ではない。
グミにしろクワノミにしろ、キイチゴにしろ、野生の実は、ちょっと味わう程度に食するのが、ちょうど良いらしい。

クマイチゴはキイチゴの仲間では比較的大型で、条件が良いと高さ2メートル前後まで成長する落葉低木。
茎は黒紫色が多いが、まだ若い茎は緑色をしている。
葉はモミジのように切れ込み、3裂から5裂。
実の成っている付近は3裂のものが多い。
このように、特徴が明確なので容易に見分けることができる。

初夏の果実
果実は6月に熟すので、今日見たクマイチゴは、もう終わりかけなのだろう。
一番下の写真には、まだ青く小さな果実があるが、これが赤く熟すかどうかはわからない。
クマイチゴは、初夏の果実。
この地方の山は、急速に秋に向かいつつある。


クマイチゴ02
実の拡大写真。


クマイチゴ03
クマイチゴ。

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