谷の河原でミズ(ウワバミソウ)採り
河原のミズの群れ。 |
親戚の者がミズを採りに行きたいというので、一昨年に入ったことのある谷へ案内した。
そこは、林道の奥の、クルマから降りてすぐの河原なので、山歩きに慣れない女性でもお気軽に入れる場所なのだ。
ここのミズは、今年は比較的小ぶりのものが多いようだ。
丈の高いものが、例年に比べて少ない。
今年の春はネマガリタケのタケノコが不作だったらしい。
里でも、野菜の生育が良く無いという話。
スーパーなどでは、野菜の高値が続いている。
この地方では、山へ入れば簡単に手に入る山菜であるミズも、不作傾向にあるのかも。
だが、少々出来が悪くても、ミズは一箇所に群生していることが多いので、収穫は大量である。
採ろうと思えば、いくらでも採れて切りが無い。
彼女達がミズを採っている間、河原の奥の谷を散策。
奥の方にある小滝も、水量が少ないのでチョロチョロ状態だ。
山口県や北陸地方では、集中豪雨で被害が続出しているというのに、青森市近辺は穏やかである。
静かな谷底で、水の流れる音を聞きながら、久しぶりに山の中でのんびりした。
谷の奥。 |
小滝。 |
谷の両側もミズが群生している。 |