雪と紅葉の写真

2013/11/12

ソメイヨシノの紅葉に雪。

昨日、青森市に初雪が降った。
雪は夜中に降り続けて、今日の朝には、まとまった積雪となった。
例年だと、初雪は地上に落ちてすぐに消える。

今年の初雪は、ほぼドカ雪状態。
紅葉半ばの近所の公園の木々は、白い雪を被って、趣を変えている。

犬の散歩のついでに、雪と紅葉の写真を撮って回ったのだが。
犬が雪に喜んではしゃぎ回るので、写真撮影どころでは無い。
カメラをかまえると、犬が引っ張る。
おかげで、下手な写真が、よりいっそう下手になった。

ところで、初雪が積雪になったのは、私の６２年の人生の、記憶にあるなかでは初めてではないか。
北海道の留萌市では、５０センチ近い積雪が観測され、１１月にしては異例の大雪になったとか。
こんなのは初めてだと、その地のお年寄りが言っているのが、テレビで報道されたり。

でも、初めてだろうが、いつものことだろうが、自然現象は、人間の記憶や体験を基準にして発生しているのではない。
地球と太陽と、宇宙のナンチャラとカンチャラが原因でこうなっているのだろう、たぶん・・・。
それを異常気象だなんだと、人間は、人間の記憶や体験で決めつけてしまいがち。
異常だ正常だと、巨大なものを微小なものに擬人化してしまう思考癖ではあるまいか。

雪と紅葉のコラボがかっこ良いと、写真を撮って回るのが、自然に対する謙虚な受け止め方のひとつ。
紅葉や雪を奇麗だと感じながら、人間の記憶や体験をもとにして、千変万化な自然現象に備えるしかないのでは。