雲谷峠のバックカントリーで雪山用スコップの試運転
朝6時の家の前。 |
首都圏に記録的な大雪をもたらした南岸低気圧の影響か、青森市内にも、昨夜から今朝にかけて30センチ近くの降雪があった。
おまけに、夜中に「除雪ドーザ」が入り、道路上に積もった雪を削って、どっさり駐車場の前に置いて行ってくれたのだった。
おかげで、家の前は右の写真の通り、雪であふれている。
山へ行くつもりで早起きしたが、大量の雪の山が、行く手をはばんでいた。
近所を見渡すと、まだ暗いのに、あちらこちらで雪かきの人影がちらほら。
せっせと雪片付けに励んでいる。
早朝から雪かきをする人達の影。 |
雲谷峠へ
早朝6時から雪片付けを始め、それが終わって愛犬の散歩をし、遅い朝食を食べ終わったのがお昼前の10時半。
スキー道具をクルマに積み込んで、家を出たのが11時だった。
これでは、行き先は雲谷峠しかない。
こんな遅い出発でも、雪山を楽しめるのは、雲谷峠のバックカントリーしかない。
曇り空に小雪舞うモヤヒルズスキー場。 |
モヤヒルズのアオモリトドマツ。 |
改造した雪山携行スコップの試運転
昨日、「銀象印」の雪かき用スコップを雪山用携行スコップに改造したのだが、今日はその試運転。
スキー場から一時間ほど歩いた林のなかで、先週同様、ランチ用雪洞を掘削。
さすがに幅広のスコップは、雪の稼ぎが良い。
シュイナード・ショベルの三分の一ぐらいの速さで、ランチ用雪洞が仕上がった。
時間にして10分ぐらいだったか。
新雪と、新雪下部のやや締まった雪質に対しては 問題なく使える。
適度の掘削力、適度の積載・運搬力で雪洞作りの作業がはかどった。
全長80センチの長さでも、雪洞のなかでの操作性は良好。
もっと狭い空間での、このブレードの幅と長さではどうだろうか。
それも、後の日に試してみる必要がある。
ひとまず、この改造スコップは、ランチ用雪洞作りの道具としては合格点だった。
たぶん、ビバークのための雪洞作りにも威力を発揮してくれることと思う。
では、雪崩の固いデブリに対しては、このスコップはどうだろうか。
そんな危険な場所に近寄らなければ、その点は気にする必要はないだろう・・・。
休憩用雪洞完成。 |
雪洞ランチ。 |
雪洞ラーメン。 |
陽がさしてきたモヤヒルズ。 |
晴れ模様の青森市街。 |
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