梅雨時に花が咲くハギは、何という種類か(ケハギ)

大きい萩の花。


取引先の事務所に寄った時、社長の奥様が、「もう、萩が咲いているのよ」と驚いていたので、裏庭に案内してもらって、写真を撮った。

いつもは、8月に入ってから咲くのだそうだ。
秋の頃、いつも山で見る萩よりも 、いくぶん花びらが大きいように見えたので、なんという萩かと尋ねたら、買った時、ダルマハギという名札が付いていたという。

ホームセンターで売っていたのなら、園芸種の萩に違いない。
花も大きいし、色も鮮やかである。

さっそくネットで調べてみた。
ダルマハギで検索すると、 園芸店ではダルマハギと呼ばれているらしいが、野生種ではケハギ(毛萩)と呼ばれているようだ。

ケハギは、別名でダルマハギやサミダレハギと呼ばれていて、サミダレハギ(五月雨萩)の名の通り、早いもので5月頃から咲くという。

なるほど梅雨時に咲いていても、おかしくはない。
気候が変なのではなくて、そういう花なのだ。
むしろ、今までは開花が遅かった訳で、 ケハギにとっては、今頃咲くのが通常なのだろう。

ケハギの特徴としては、茎や葉に細かい毛が生えているという。
この写真では、葉の毛は確認できない。
茎のほうに、細かい毛がびっしりと付いているのが、見てわかる。

ケハギとよく似た花の大きいハギで、ミヤギノハギというのがあるらしい。
ケハギの葉の基部は丸く、ミヤギノハギの葉の基部は尖り気味であるというのが見分けるポイント。

この写真では、葉の基部が丸くなっている。
よって、知り合いの裏庭のハギはケハギ(ダルマハギ)に間違いないようだ。


ケハギ(毛萩)が咲き始めた。


茎に細かい毛がついている。


今日また、その事務所に用事があったので、お邪魔したときに上記の内容を奥様に告げた。
「あら、そうだったの!」と彼女は、また驚いたそぶり。
萩は、草冠に秋と書くので、てっきり秋の花だと思っていた、という。
実際、私も、そう思っていたのだ。
萩は、秋の七草のひとつでもあるし。

好奇心が旺盛な人は、物事の変化に対して新鮮な驚きを持つという。
それとは別に、先入観に支配されがちな人も、驚きの様子が派手なようだ。
前者は、肯定的に前向きに、興味津々に驚く。
後者は、否定的に、そんなことはあるはずが無いというように驚く。
取引先の奥様はどうかというと、彼女はスポンジのように知識を吸収するタイプなので、たぶん、前者。

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