広告の原点は、素朴で堂々とした看板にあった

歳末セール。
今年も、青森市内のリンゴ倉庫の「歳末セール」が始まった。
去年よりも、ちょっと早いような気がする。
倉庫入口の「りんご、こちら」の看板が、おいでおいでして、お客さんを招いている。
2014年のリンゴの作況について、青森県庁のホームページにその記載がある。
それによると、平成26年8月1日現在の作柄概況は以下の通り。

りんごの作柄は、一部で霜やカラマツ(不受精花や不稔花)による影響が見られたものの、全般に十分な着果量となっている。また、果実肥大は、平年をやや上回っている。

ということらしい。

私は、あんまりリンゴを食べないので、今年のリンゴの味については何とも言えない。
出来が悪いという話を聞かないから、おおむね良好なのでは、と思っている。
青森県内のリンゴ農家さんは、みな、おいしいリンゴ作りに励んでいらっしゃる。

青森県のリンゴ生産量は、日本国内ダントツ1位。
2位の長野県を大きく引き離している。
ダントツ1位には、それなりの理由がある。
「天候不順」にも負けず、常に、おいしいリンゴを生産しているから。

さて、今年は街に雪の降るのが遅れているから、歳末気分はイマイチ。
「歳末セール」という看板が場違いなように目に映っている。
面白いのは、「りんご、こちら」という看板。
去年よりも目立つ位置に置かれている。
この看板のおかげで、「歳末セール」の看板が救われている。

「歳末セール」特有の「大安売り」という文言は、どこにも見当たらない。
「歳末セール」という大看板の袂に「りんご、こちら」の小看板。
この親しみやすいレイアウトの妙技が、お客さんの心をつかむのでは。

この素朴で堂々とした看板に、広告の原点があるのでは。
広告とは、多くの人達がコミュニティの一環として気持ちよく情報に接すること。
そう感じる看板であったのでパチリと一枚。

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