早春のつがる市方面、岩木川河川敷

「稲垣河川公園」を遠望。写真奥左側の、背の高い木の列が柳並木。


つがる市の 旧稲垣村地区へ用事があったので、ついでに、去年の夏頃訪れた岩木川の河川敷をちょっと見物した。
「稲垣河川公園」は、残雪が道をふさいでいて、公園の中へはクルマが入れず。
夏に涼んだステキな柳並木を遠望するのみ。
地表を覆っていた雪が、まだ融けたばっかりらしく、草の新芽は出ていないようだった。



「一本タモ」裏の河畔林の名残。


 「一本タモ」裏の河畔林は、樹木が葉を落として、中の様子が丸見え状態。
樹木が茂っている夏に眺めたときは、かなり広いと思って見ていたのだが、意外と狭い。
辺りが農作地になっているのに、どうしてここだけ「林」として残っているのだろうと、不思議な気がしていた。
林の中に祠があって、この林はその祠の「鎮守の森」として残っているのだろう、などと思ったりしたのだが。
ごらんのように、何も無い。

それはともかく。
この河畔林がもっと広く残っていたなら、このあたりは、きっと楽しい風景になっていたことだろう。



河畔林の中の様子。


林床には、枯れずに冬を越した青草がちらほら。


「一本タモ」の土手から「稲垣河川公園」を望遠撮影。背後の山並みが、津軽半島の脊梁、中山山脈。


出野里の河川敷にぽつんと「馬頭観音」がある。




炎のような雰囲気のある大きな木の下に、小さな祠が。


「馬頭観音」は、元来、仏教における信仰対象であったらしいが、民間信仰では馬の守護神(仏)として祭られているらしい。
農耕馬が農作業の現場で活躍していた頃は、馬の供養に、「馬頭観音」が祭られていたという。

この「馬頭観音」は、つがる市木造出野里の岩木川河川敷に鎮座している。
三好橋からちょっと下流に下がったあたり。
堤防道路からの確認は容易。



小さいけれども立派な祠。まだ新しい馬のわらじが奉納されている。


赤い鳥居の向こうに、「馬頭観音」の石像。背後に岩木川の広大な河川敷。


「馬頭観音」の石像の土台が面白い。
神社の境内にある「灯明台」の柱みたいな形である。
こんなに地面から持ち上げられた石像もめずらしいのでは。
それに鳥居があって、祠の形も高床式で神社っぽい。

「馬頭観音」は、もともと仏教の信仰対象だったのに、神道の雰囲気があるのはどうしてだろう。
「神仏習合」の名残なのか。
それとも、民間信仰が神道的な雰囲気を持っているのは、日本土着の「原始神道」の影響か。

いずれにしても、岩木川中流域の河川敷は面白い。



よく見ると、馬の頭の上に観音様が乗っかっている。馬頭観音そのまんまの石碑。

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