津軽半島の山並みや日本海を見渡せる竜泊ライン

竜泊ラインに生息する野生のニホンザル。
ガードレールにちょこんと座った野生のニホンザル。


津軽半島の日本海側ドライブコースである「竜泊(たつどまり)ライン」。
ここを竜飛岬から小泊に向かって南下した。

ゴールデンウィークは、ほとんど毎年、津軽半島をドライブしている。
【「竜泊ライン」とは、国道339号線のうち、竜飛岬から小泊の区間を示す観光道路の名称。】

「竜泊ライン」の最高地点は、竜飛岬近くの「眺瞰台(ちょうかんだい)」と呼ばれている展望所。
標高が505メートル。

「竜泊ライン」の小泊側の端に、道の駅こどまり「ポントマリ」がある。
そのポントマリの横の自動車道が最低標高地点で7.5メートル。
標高差約500メートルのドライブコースである。


自動車道路を横断する猿。


この標高差500メートルの間の景観が素晴らしい。
山岳コースあり海岸コースあり。

津軽半島は「山岳半島」である。
「津軽山地」と呼ばれている山脈が、津軽半島の脊梁となっている。
「竜泊ライン」を走ると、そんな津軽半島の独特の景観を楽しむことができる。

竜飛岬から小泊にかけての海岸線は、断崖から砂浜へと変化している。
山岳コースの海岸線は、断崖。
海岸コースは、岩混じりの砂浜。
その砂浜が、「竜泊ライン」を過ぎてから七里長浜へと続き鰺ヶ沢へ至る。

七里長浜の全長は、約30キロメートル。
その背後には屏風山砂丘が控えている。

さて、「竜泊ライン」前半の山岳コースは、津軽半島の山並みと、眼下に広がる日本海の景観が素晴らしい。
強風地帯なので、背の高い樹木が少なく、展望が開けている。
カーブを曲がるたびに展開する景色に心が躍る。

今日は好天に恵まれたので、眺望が素晴らしかった。
割とガスに覆われることの多い山岳コース。
今日は、見晴らしが得られて幸運であった。

津軽半島の日本海側は、何度訪れても見飽きない景観。
ただし、急カーブが多いので、クルマの運転は慎重に。

山から下りれば、目前に日本海が広がる海岸コース。
コース的には、シーサイドロードって言うんでしょうか。
その海岸道路脇の空き地にクルマを止めて、来た道を振り返ると津軽半島の山々。
津軽半島の山が迫る日本海の海岸風景が楽しめる。
海岸の景観は、砂浜に大小の岩が点在するというもの。
小泊に近づくほど、その砂浜が広がる。


津軽半島の山並み。


山から下りてちょっと進むと「傾がり石(かたがりいし)」というところに出る。
斜めに傾がったような大岩の前に「みちのく松蔭道入口」という柱看板が建っている。
ここから延びている林道が、かつて吉田松陰が歩いたという「みちのく松蔭道」である。
【1852年、吉田松陰が津軽海峡の警防状況を視察するために歩いた山道を、青森県が1998年に「みちのく松蔭道」として整備した。ちなみに、吉田松陰が通った算用師峠を、1802年8月に伊能忠敬も通っていたという。】

さらにクルマを進めると、七ツ滝という滝の景勝地がある。
この滝は、落差21メートル。
その名の通り七段になっている。
海からの風が強い日は、落下する滝の水が強風に煽られて飛沫となって舞い上がるという。
海岸近くの滝ならではの光景を目撃することができるらしい。


日本海。


この滝の周辺に、昔の「津軽森林鉄道」の隧道(ずいどう)があると聞いたことがある。
森林鉄道の遺構を探し歩くマニアにとっては聖地のような津軽半島。
なにしろ「津軽森林鉄道」は、日本で最初の森林鉄道なのだから。
「日本の森林鉄道の歴史は、1909年(明治42年)12月20日に開通した津軽森林鉄道に始まる。」とウィキペディアにも記載されている。

七ツ滝を過ぎてちょっと行くと「竜泊温泉青岩荘」という民宿の温泉場がある。
鄙びた感じが好きな方には魅力的かも、という雰囲気の宿である。
津軽半島の数少ない温泉地としても貴重な存在であるが、残念ながら私はまだ入浴したことがない。

「竜泊ライン」のゴールは、道の駅こどまり「ポントマリ」。
ここでゆっくりと休憩。
そう言えば、スタート地点の竜飛岬にも道の駅「みんまや」があったが、道の駅としてはイマイチ。
どちらかと言うと、「青函トンネル記念館」としての観光施設色が濃いので、農産物や海産物の販売コーナーは設けられていない。


小泊(こどまり)到着。

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