弘進ゴム製の防寒着「HUMMER HM-3300」を買った
HUMMER HM-3300。 |
冬場の愛犬の散歩などに使っていた防寒着が、だいぶショボくなってきたので新調することにした。
いつも利用している大野の作業用品店で、おNewの防寒着を買った。
レインウェアも兼ねていて、デザインもまあまあ、値段もまあまあというところで決定。
購入した防寒着のメーカーは、なんと「弘進ゴム株式会社」。
「弘進ゴムって、仙台に本社があるあの長靴メーカーの弘進ゴムなのか」と、ちょっと意外だったが、現在の弘進ゴムは長靴の他にレインウェアとか防寒着も作っているようだ。
子どもの頃の長靴は、弘進ゴムかミツウマだったように記憶している。
ミツウマの本社も北国のほうじゃなかったかな。
津軽地方で使う長靴は、防寒用でなければ役に立たない。
子どもたちの長靴が活躍する場は、冬の雪の上がほとんどだったからである。
そして津軽地方の厳冬期に対応できる長靴は、北国の会社でなければ作れない。
なんて、子どもの頃の長靴の思い出に浸りながら、極論を履いて、いや極論を吐いてしまった。
それはともかく、私が購入した弘進ゴム製の防水防寒着は「HUMMER(ハマー) HM-3300」という製品である。
ワーキングウェアのデザインがアウトドアレジャーウェアっぽくなってきたのは、最近の流行だが、弘進ゴムの「HUMMER HM-3300」もその傾向にある。
私が20代の頃の防寒作業着といえば「ドカジャン(土方ジャンパー)」が一般的だった。
この頃は、時代が「スタイリッシュ」を求めているようだ。
キルト裏地。 |
この「HUMMER HM-3300」も北国のどこかの工場で作っているのだろうなあと思いながらタグに目をやると「MADE IN MYANMAR」とあった。
「え、ミャンマーって熱帯地方だべなあ」と驚いたが、まあ、防寒着の設計がしっかりしていれば、製造はミャンマーでもいいんじゃないということで納得。
タグにはシャレたアイコン付きで「保温設計」・「防水設計」と記載されている。
さて、「HUMMER HM-3300」の購入価格は、防水防寒スーツ上下セットで税込み6,578円。
タグに記してある材質は以下の通り
- 表地:ポリエステル100%PVCラミネート/ドビーリップ はっ水(水をはじきやすい)
- 中綿:ポリエステル100%
- 裏地:ポリエステル100%アクリルコーティング
夕方の愛犬の散歩のときに着てみたが、今日の気温はこの時期にしてはちょっと高め。
厳冬期にならないとホントウの防寒性能はわからない。
でも、ほんのりと上体を包み込むような温かさであった。
買い物に大ハズレがなかったので一安心。
厳冬期にならないとホントウの防寒性能はわからない。
でも、ほんのりと上体を包み込むような温かさであった。
買い物に大ハズレがなかったので一安心。
裾から白い中綿が出ている。 |
ただ、気になった点が三つほどある。
上の写真のように、上着の裾を絞っているゴム通しの穴から白い中綿がはみ出ている。
こんな仕上げで大丈夫なのかなあと心配である。
次は、ファスナーが華奢で弱そうなこと。
しかも、YKK(YKK株式会社)製じゃない。
私が着用している「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」や「Columbia(コロンビア)」や「RATERA(ラテラ)」や「mont-bell(モンベル)」などのアウトドアウェアのファスナーはすべてYKK製である。
「自重堂(じじゅうどう)」や「bigborn(ビッグボーン)」などのワーキングウェアメーカーのファスナーもYKKである。
冬山や工事現場で着用するウェアのファスナーのほとんどがYKK製なので、YKKじゃないと、ちょっと不安な気分になる。
どんなシーンでも、ファスナーが頑丈でスムーズでないと快適ではない。
上着は着た後に閉じることができなければ、衣服として役にたたないのである。
そして三番目の気になる点もファスナーのこと。
下の写真のように、ファスナーが襟元の位置から上へ上げづらい。
吹雪のときは、フードで頭部を覆って、ファスナーを目一杯上に上げて、首から体温が奪われるのを防ぐのがベスト。
ファスナーの不具合でそれができないのは、快適ではない。
防寒具としても十分ではない。
首から上へファスナーがスムーズに上がらない原因は、下の写真にある襟元のベロ状のものが、スライダーの移動の障害になっているためである。
このベロは、ネック部の保温のために付けられたものと思われるが、ファスナーが上がらないのでは、本末転倒。
ここがいちばん残念なところである。
しかも、YKK(YKK株式会社)製じゃない。
私が着用している「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」や「Columbia(コロンビア)」や「RATERA(ラテラ)」や「mont-bell(モンベル)」などのアウトドアウェアのファスナーはすべてYKK製である。
「自重堂(じじゅうどう)」や「bigborn(ビッグボーン)」などのワーキングウェアメーカーのファスナーもYKKである。
冬山や工事現場で着用するウェアのファスナーのほとんどがYKK製なので、YKKじゃないと、ちょっと不安な気分になる。
どんなシーンでも、ファスナーが頑丈でスムーズでないと快適ではない。
上着は着た後に閉じることができなければ、衣服として役にたたないのである。
そして三番目の気になる点もファスナーのこと。
下の写真のように、ファスナーが襟元の位置から上へ上げづらい。
吹雪のときは、フードで頭部を覆って、ファスナーを目一杯上に上げて、首から体温が奪われるのを防ぐのがベスト。
ファスナーの不具合でそれができないのは、快適ではない。
防寒具としても十分ではない。
この位置からファスナーの動きがスムーズでない。 |
首から上へファスナーがスムーズに上がらない原因は、下の写真にある襟元のベロ状のものが、スライダーの移動の障害になっているためである。
このベロは、ネック部の保温のために付けられたものと思われるが、ファスナーが上がらないのでは、本末転倒。
ここがいちばん残念なところである。