雑談散歩

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花が可愛いクサフジ

クサフジ
クサフジ。
  

高地場山(標高:459m)の登山口であるコンクリート橋に向かって、三面護岸された平沢沿いを歩いていたら、クサフジの花が咲いていた。
ちょっとした群生になっている。

クサフジは、容姿の雰囲気がツルフジバカマに似ているが、ツルフジバカマの花穂(かすい)はずんぐりして短いので、割と見分けがしやすい。

それにツルフジバカマは夏の終りから秋にかけて花が咲く。
クサフジの花期は初夏から夏の中頃まで。
ちょうど今頃である。

花が藤の花に似ているので、クサフジと命名されたとのこと。
葉は羽状複葉で、マメ科の植物らしい雰囲気を出している。

小葉の先に「巻きひげ」があって、この「巻きひげ」を他の植物に絡ませて背丈を伸ばす蔓性植物。
この草むらでも、他の草に絡まりながら、その草を押さえつけて繁茂していた。
可愛い花を前面に押し出したいクサフジの戦略である。
まるでかわい子ぶりっ子。


クサフジの花
クサフジの花。

クサフジの葉
クサフジの葉。

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