2021/06/14

八甲田山の上空に巨大な積乱雲が発生していた

巨大な積乱雲(入道雲)

お昼過ぎに、北八甲田連峰から南八甲田連峰までの上空付近に、巨大な積乱雲(入道雲)が発生していた。

用事で外出したとき、目に飛び込んできたので、びっくりした。
上の写真では、雲の巨大さや巨大雲の威圧感は伝わってこない。



肉眼で見ると、写真で見るより直接的に感情がインパクトを受ける。
巨大雲が、まるでこの一帯を支配する王のように君臨している。
おだやかな夏の昼下がりではあるが、半袖の腕に鳥肌が立った。

雲を見て怖いと思ったのは初めてである。
この頃は積乱雲を見ると、「集中豪雨」とか「落雷」とか「突風」とかの怖いイメージが真っ先に思い浮かぶ。

日本列島もアメリカ大陸なみに竜巻が横行するようになったからである。
西日本の集中豪雨による自然災害の大変さを、テレビニュースで見ているからである。
積乱雲の出現に、真夏になってきたなぁなんて短歌的な情緒を感じることは少ない。

竜巻のパニック映画の見すぎだろうか。
アメリカ映画の「イントゥ・ザ・ストーム」とか、「ツイスター」とか。
「イントゥ・ザ・ストーム」は怖かったけど面白かった。
人間の理性的な判断力が、気象災害で失われる人命の数を少なくする。
そういう人間の賢明さを描いた映画だったので面白かった。
だが実際、竜巻を目の前にすれば、面白いなんて言ってられない。

下の写真左側の倒れそうになりながらも立ち上がっている雲は八甲田山の後ろ側にいるように見える。
北八甲田・大岳の高さと比較すると、立ち上がっている積乱雲の高さは地上付近から9kmぐらいか。
上に向かって成長する積乱雲は、雲底から雲頂までの高さが12kmを超えるものもあるというから、今日見た雲が超巨大というわけでもなさそうだ。

横に広がっている雲は、八甲田山の真上から手前寄りの位置にあるように見える。
水平方向に回転しながら成長していくスーパーセルもあるというが、この横長の積乱雲の下では何が起こっているのだろう。
この雲は、インターネットのスーパーセルの写真とは違うように見える。
でも、こんな雲の下にはいたくないものだ。

垂直方向に成長している積乱雲(左側)と、水平方向に広がっている積乱雲(中央)。

この雲の下の八甲田山は、どうなっているのだろう。