2021/07/23

青空に向かって咲き誇っているシシウドの花

花火がさく裂したようなシシウドの花。

7月9日に大畑沢左岸尾根を散歩したとき、林縁でシシウドが咲いているのを見つけた。
標高320mぐらいの場所である。


セリ科シシウド属のミヤマシシウドとシシウドはそっくりで見分けが難しい。
ミヤマシシウドは、亜高山帯 から高山帯下部の陽あたりの良い草地や道端に生える。
一方シシウドは、山野の陽あたりの良い草地に生える。

亜高山帯とは、高山帯と山地帯との中間。
本州中部の山岳地方では標高1700mから2500mに相当するとのこと。

花が咲いていた場所は、標高的には山野なのでシシウドのほうに軍配があがる。
北八甲田山の毛無岱に生えていたら、ミヤマシシウドで間違いなしだろう。

セリ科の花独特の複散形花序が青空に向かって咲いている様子は美しい。
茎に毛が無いので、ミヤマシシウドかなと迷ったが、草丈の高さが2mちょっとあったので、シシウドと同定した。

エゾニュウやアマニュウもシシウドにそっくりだが、茎が上の方まで太く赤っぽいので、シシウドと区別がつくと自己判断している。

複散形花序。

花に総苞片はない。

シシウドの葉。

シシウドの茎。葉柄の基部が鞘(さや)になって茎を抱いている。

パッと咲き誇る。