2021/12/05

今シーズンの初スキーは陸奥湾に面した新中央埠頭で、バルモンテエックスで

シャープなバルモンテエックス。


朝、窓の外を見たら一面真っ白だった。
青森市では、この冬いちばんの積雪。
クルマの屋根に、雪が20cmぐらい積もっている。

「青森みち情報」のサイトには、午前9時の酸ヶ湯の積雪量が89cmと出ていた。
この量なら冬季閉鎖の国道を、酸ヶ湯のゲートから笠松峠方面へ、スキーで散歩したら楽しいことだろう。


そう思ったが、仕事があった。
冬支度というか、雪支度をしなければならない。
スノーダンプなどの雪かき道具を、物置の奥から引っ張り出して、すぐに使えるようにしなくてはならない。

一仕事終わってから、バルモンテエックスをクルマに積んで、新中央埠頭に出かける。
去年の2月に、新中央埠頭をスキー散歩して、クラシックテレマークスキーであるバルモンテエックスの楽しさを再認識したからだ。

今シーズンのスキー始めは、バルモンテエックスでと、雪の積もるのを心待ちにしていた。
今日は陸奥湾を眺めながらノルディック散歩しようと勇んで出かけたのだが。

新中央埠頭は積雪が少なかった。
10cmぐらいしかない。
しかも、水分を多く含んだベトベト雪だ。

メタセコイアの丘の緩斜面は、雪が重くて、スキーが滑らない曲がらない。
バルモンテエックスの軽快な動きは、ベト雪で殺がれてしまった。
シバレ(凍てつく寒さ)が足りないのだ。
陸奥湾上空の雲は冬景色だが、メタセコイアの丘は、まだまだ雪不足だった。

スキー散歩をあきらめて、丘の上から陸奥湾越しに滝沢の山を眺めたり、津軽半島の山を眺めたり。
新中央埠頭は海を埋め立てて造った埠頭。
いま私が立っている場所は、昔は海だった。
木造の帆船が陸奥湾を航行していた時代は、船の上から、こんなふうに山を眺めていたのだろうか。

そんな時代の視線を手に入れたら、その頃の風景にタイムスリップできるかも。
などと空想を楽しんだ。

知り合いに、テレマークスキーのことを「雪艇(せってい)」と呼んでいる方がいる。
雪原を海に見立て、スキーを、その海を進む舟に見立てているのだ。
海に突き出た丘をスキーで歩いていると、海越しに見える風景が、船上から眺めている風景のように見えてくる。

体を動かす道具は、イメージも広げてくれる。
そんな初スキーだった。


陸奥湾越しに東岳を眺める。

メタセコイアの丘。雲が雪原のようで、天地逆さまでも違和感ないかも?

積雪の少なさに退散。スケーティングのまねごとをしたが滑らず。スキー跡は雪が融けて、アスファルトの地面が露出した。