肉離れを発症したふくらはぎのリハビリのため、休業中のモヤヒルズで山スキー
発症後37日目、「肉離れ」が発症した左脚のふくらはぎが太くなっている。 |
雪かき中に肉離れ
1月4日に雪かきをしていたら、左脚のふくらはぎが肉離れ(筋肉の部分断裂)を発症。この日は大量の降雪があって、その雪かきのために疲れ気味だった。
家の駐車場に積もった雪をスノーダンプに積み、それを押して近くの公園へ雪を運ぶ作業を繰り返した。
公園には運び込んだ雪で雪山が出来ていて、雪山の急坂をダッシュして登って雪を捨てた。
この動作は冬山のトレーニングになると思い、朝昼夕とダッシュしていたら、夕方、左足付近にプツンと音がして激痛。
いい年こいてバカだね。
とんだトレーニング。
薄暗い路上で悲鳴をあげてしまった。
アキレス腱を切ったのかとドキリとしたが、さいわい(?)に損傷部分はふくらはぎだった。
これがうわさに聞く「肉離れ」か、と感心しつつ患部を冷湿布。
しばらくして、激痛が止んで、痛みはちょっとやわらいだ。
回復
さわると、左脚のふくらはぎ部分がぶよぶよ動く。でも、患部が内出血している様子は見られない。
これは軽傷だな、と自己診察。
医者には行かずに、冷湿布と安静とストレッチで治そうと自己診断した。
そのようにして、一ヶ月ちょっとが過ぎた。
発症後一週間ぐらいは、階段の登り下りや坂道歩きができなかったが、すこしずつできるようになった。
左脚に違和感が残ってはいるものの、一ヶ月かかって、脚がいつも通りに動けるまでに回復した。
ストレッチ
ふくらはぎのストレッチは、脚を前後に開いて前側の脚の膝を曲げ、後ろ側はまっすぐ伸ばしてかかとを床につけ、ふくらはぎの筋肉を伸ばす。それを繰り返した。
立位体前屈も行った。
立位体前屈は、 ハムストリング・ふくらはぎ・腰・ 太腿と膝に効果的なストレッチであると言われている。
若い頃は、手のひらが床に届いたが、今は中指の第一関節が精いっぱいである。
ふくらはぎの「肉離れ療治ストレッチ」には、私の個人的な経験では、立位体前屈も効果的だったように実感している。
ただ、立位体前屈は無理をすると腰痛を引き起こすという意見もある。
床に指が届かなくても、伸びて気持ちが良いというところで止めることにしている。
無理をしないというのが大前提である。
休業中のモヤヒルズ
青森市近郊にあるスキー場のモヤヒルズは、2月1日から2月28日まで、新型コロナ感染症予防のため休業中となっている。脚の調子が良いので、今日はここでリハビリを兼ねた山スキーのトレーニングを行うことにした。
テレマークスキーにクライミングスキン(シール)を装着してゲレンデを登った。
準備運動を丹念に行い、両脚のふくらはぎにサポーターを装着。
休業中にも関わらず、ゲレンデはきれいに圧雪されている。
圧雪斜面は、滑るのも登るのも苦手なので、オフピステをゆっくり登った。
コスモスゲレンデの東側のオフピステを登り、もともとオフピステであるカタクリゲレンデの西側を登った。
トンケイゲレンデのスタート地点に「オヤスの鐘」がある。
そこから、雲谷山の山頂へ。
駐車場から山頂まで2時間かかった。
無雪期の山頂は、直近では去年の6月のヤブ漕ぎハイキングで登った。
冬の雲谷山の山頂へスキーで登ったのは、2014年2月9日だった。
8年ぶりのスキーハイキングだ。
小休止の後、滑降。
カタクリゲレンデの沢筋の急斜面は、雪崩が起きそうな気がしたので避けた。
下手くそな滑りで転んで雪崩を誘発し、雪に埋もれては一巻の終わり。
西側の尾根筋の深雪急斜面に身を躍らせたら、なんとか滑れた。
両脚をそろえたアルペンターンで辛うじて滑り降りた。
重いのではと警戒した雪質は、意外と軽かった。
それに道具が良かった。
おととし購入した「K2ウェイバック84」と「スカルパT2エコ」と「G3エンツォR」のおかげで深雪アルペンターンが容易にできた。
体を向けた方向に、スキーが回っていく。
テレマークスキーでのアルペンターンもなかなか楽しい。
カタクリゲレンデからコスモスゲレンデへ。
調子にのって、コスモスゲレンデの深雪急斜面でテレマークターンを試みたら、転倒。
左脚のふくらはぎが突っ張っているような違和感は、まだとれてない。
無事滑れて良かった。
休業中ゆえに、静かに楽しめたモヤヒルズのオフピステだった。
左脚の回復度は80%ぐらいか。
いいリハビリになった。