「エンツォR」のワイヤーピポットの位置を最前にして、酸ヶ湯から硫黄岳鞍部まで
午前10時ごろ、駐車場から大岳が見えた。 |
滝沢山地の高地場山へスキーハイキングしようと出かけたら、濡れ雪が降っていた。
こんな雪だと体を冷やしてしまうので、老人には危険。
滝沢は止めにして、八甲田へ回った。
酸ヶ湯では、雲の合間から陽が射していた。
好天に公共駐車場は満杯状態。
スタートが遅い登山者の姿もチラホラ見かけた。
10時出発。
踏み固められた立派なトレースができていた。
ツボ足でも歩けそうなくらい。
ラッセルしてみたら、くるぶしぐらいの雪の深さだった。
12~5センチのパフパフのパウダーの底は、ちょっと締まった硬めの雪。
滑りを楽しめる構成であるなぁ。
今回は、ビンディングの「エンツォR」のワイヤーピポットの位置を最前(1の位置)にして歩いたが、ウォークモード(アセント機能)の無い「エンツォR」では、歩きはこの位置がベストだと感じた。
ワイヤーピポットの位置図 |
滑りは、安全第一のアルペンターンとボーゲンに徹したので、ビンディングのバネの強さは気にならなかった。
快適であれば、アルペンターンでもテレマークターンでも、どっちでも良い。
30年間テレマークスキーに親しんだ私の結論である。
地獄湯ノ沢からは硫黄コースを上がった。
トレースは、先行者の一本。
ところどころトレースを利用し、ところどころラッセルし。
仙人岱と硫黄岳の鞍部に到着。
12時ちょい過ぎだった。
空は、雲の色が濃くなって、ガスってきた。
時刻も天候も帰り時を示している。
雪質は、パウダーから軽いモナカに変わりつつある。
吹き溜まりがうねる硫黄コースをボーゲンで下り、地獄湯ノ沢を越え、アルペンターンで酸ヶ湯にゴールした。
お天気もまあまあの、楽しいスキーハイキングだった。
これで、「エンツォR」のワイヤーピポットの位置も、ようやく確定だ。
南八甲田は雲の下。 |
地獄湯ノ沢では曇り。 |
硫黄コースから南八甲田を眺める。 |
硫黄岳・仙人岱鞍部から小岳を眺める・ |
硫黄岳はガスったり陽が射したり。 |