スキー道場モヤヒルズでテレマークスキーのお稽古
コスモスゲレンデの非圧雪の深雪斜面。 |
今日も、朝から雪かき。
その後、11時に家を出て、モヤヒルズに向かう。
午後券(12:00~16:30)をシルバー料金(1,330円)で購入し2時間ちょっと滑った。
お天気は良かったが、雪面は私には少々硬めで、急斜面の山回りでの横ズレに悩まされた。
横ズレ滑りは、急斜面上でスピードを安全にコントロールできるのだが。
カッコわるい。
スマートな滑りとは言い難い。
雪山ではカッコを気にせずに安全第一で滑るべき。
だが、ゲレンデでは、カッコよく滑ることがスキー滑降の道理だと思う。
安全で強く美しいスキー滑降というスキーの道理。
板のテールをズラシながら、スピードをコントロールしつつ、きれいに回転するという私の滑り目標からは、横ズレはほど遠い。
目標を達成しようと努力したが、結局横ズレからは解放されなかった。
横ズレが始まったら、上体を谷側に向くようにひねれば良いと思っていても、なかなか思うように出来ない。
老齢になって動的柔軟性が低下している。
いろいろと課題が見つかるスキー道場でのお稽古である。
その他は、前回の八甲田スキー場でのお稽古より、かなり良くなっていると自己採点した。
後傾による太腿の疲労も、いくらかは軽減出来ている。
このままトレーニングすれば、ゲレンデでの理想の滑りに近づけるかもしれないという今日のテレマークスキー稽古だった。
それと、もうひとつ。
テレマークスキーでは、前足(踵を下げた足)と後ろ足(踵を上げた足)を入れ替えながらターンを繰り返す。
この前後に足を入れ替える際に、両足が揃う瞬間がある。
その瞬間を長めにとると、滑りが安定するような気がするのだ。
谷回りをリセットして、新たな気分で山回りに入れるような。
あるいは、山回りをリセットして、新たな気分で谷回りに入れるような。
そこで、両足を長めに揃えたときに、以下のふたつの動作が考えられる。
- 引き寄せて来た後ろ足(山足)の踵を上げたまま、母指球で板を押す。
- 引き寄せて来た後ろ足(山足)の踵を下げて、アルペンターンの様に、両足裏全体で両側の板を押す。
2は、テレマークターンの途中に、瞬間的にアルペン滑りを取り入れるような試みであるが、1に比べると動作が緩慢になる。
はたして、どちらが楽に安定した滑りを得ることができるのか。
次回は、このふたつをもっと試してみよう。
コスモゲレンデの深雪にも挑戦したが、非圧雪斜面はまだまだで、若い頃のようには滑れない。
リズムをつかんで、しなやかに滑る。
これが深雪滑降での私の目指すスタイル。
てな訳で、スキー道場では、いろいろと目標のある活発な試行錯誤に挑戦している。