シーズンオープン前のモヤヒルズでスキーハイキング
本日の行程 |
モヤヒルズは今月の21日にスキー場がオープン予定であるとか。
雪山トレーニングになればと、シーズンオープン前のスキーゲレンデを歩いた。
テレマークスキーでスキーハイキングする分には、雪はたっぷりとあった。
いつものP7からスタートで、アケビペアリフト終点まで3時間かかった。
標高差わずか270mなのに、3時間。
雪が重かった。
体力もなかった。
今回も「ヒモ式ウォークモード」を試みたが、200mほど歩いたら、ヒモがゆるんでブーツがビンディング(エンツォR)から外れる始末。
気が急いて、頑丈に結ぶのを怠ったからだ。
それに、ワンシーズンのブランクもあったので、ヒモの結わい方を忘れていた。
もともと、ヒモで結わえるというやり方は、そんなに良い方法ではなかったのだ。
結ぶのが手間だし、ヒモは緩みやすいもの。
面倒だったので、ヒモ無しで歩いた。
スプリングフリー無しで、「エンツォR」の強靭なバネのままでスライド登高した。
どのぐらい強靭かと言うと、知る人ぞ知る「巨人の星」の星一徹氏考案の「大リーガー養成ギブス」ぐらい。
極めれば、「ラッセル魔人養成ギブス」
それはともかく。
歩幅を狭くすれば、脚の疲労は避けられるかもしれない。
そう思ったが、なんのなんの。
とても疲れた。
そこで、スクワットをやるときの呼吸法を思い出した。
スクワットは、腰を落とすときに息を吸い、立ち上がりながら息を吐くと回数を稼げる。
これをスキー登高に応用してみた。
スライド開始時に鼻で息を吸い、スライドしながら口から息を吐く。
これを交互のスキーのスライド登高で繰り返した。
スーハースーハーと、静寂な山に老人の呼吸音が響く。
鼻呼吸は、鼻腔を通った温かい空気が肺に入るので、肺の負担もわずかに減少する。
呼吸筋も鍛えられるかもしれない。
この呼吸法が正解なのかどうか、定かではない。
個人的な感想としては、幾分楽に登れたような気がする。
スーハースーハーでなんとか、「オヤスの鐘」のところまでたどり着いた。
帰りは、重めのパウダーにたじろいで、スキーを操作できず。
ヨレヨレしながら、なんとか滑り降りて来た。
まだまだスキー場での練習が必要だと痛感した。
登る際の、スプリングフリーのウォークモードも、もうひと工夫必要と痛感したスキーハイキングだった。
雪がたっぷり。 |
軽そうで重い雪。 |
スキー装着で足首上10センチぐらいの深さ。 |
トンケイコースが上へ延びている。 |
重雪のトンケイ、苦行の道。 |
やっとアケビペアリフト終点。奥の方に「オヤスの鐘」の柱が見える。 |
滑り降りてきて、山頂付近を振り返る。登った跡は鮮明だが、なぜか滑った跡は、はっきり写っていない。 |