雑談散歩

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快適なザラメ雪だったモヤヒルズ

スキーヤーがまばら。

今日のモヤヒルズの天候は、晴れ時々曇り。
寒くなく暑くなく、良い加減の春スキー日和だった。

雪質は、程よいザラメ雪で快適に滑ることができた。
急斜面で、後ろ足(山足)への荷重が上手くできたのは、このザラメ雪のおかげだろう。

ザラメ雪は、テレマークスキーヤーの恐怖感を取り除いてくれるから、トレーニングに向いた雪質である。
ターン後半で、スキー板のテールをズラシてのスピードコントロールもだんだん板について来た。

雪面がザラメ状になってから、カービングスキーヤーが雪面に刻んだ溝が、だんだん深くなってきている。
緩斜面で、この溝にスキー板がはまって転倒しそうになった。
幸い、バランスを立て直すことが出来たので、転倒には至らなかったが。

自然の山と違って、スキーを楽しむうえでもっとも安全であるはずの人工のスキー場に、思わぬ危険が潜んでいたのだ。

春の山スキーでも、溝のある雪面に遭遇することがある。
大量の雨が山に降ると、流れ落ちる雨水が雪面を削り、幾筋もの縦溝ができる。
この縦溝は大いに滑りにくいが、目立つし、一定の間隔でできるので注意して慎重に滑れば、それほど危険ではない。

今日のモヤヒルズは、滑降技術と、危険に対する注意力を養うのに恰好のスキー道場であった。

このところ通い続けたモヤヒルズのスキー場は、3月31日で営業終了となっている。
例年だったら、遅くても3月20日あたりで終了となっていたのだが、今シーズンは降雪も残雪も多かった。
おかげで、たくさん練習できた。

もうそろそろ、残雪の山へ出かけても大丈夫だろう。


晴れ時々曇り。

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