ミズ（ウワバミソウ）。

高齢なご婦人を二人案内して、滝沢の山へミズ採りに出かけた。
高齢ながらシャキシャキと山を歩く山菜好きたち。

ミズは、山の杉林の林床に生えていることが多い。
水気の多い、湿った環境を好む植物だから。
杉林の傍らを沢が流れていたら、そこはミズの群生地になる。
そういう場所へ案内したから、一カ所で短時間のうちに、たくさん採ることが出来た。

高齢婦人たちは、帰りも、相当な重量のミズを背負っているはずなのに、シャキシャキと歩く。

山菜採り独特の、歩きのリズムだなあと感じた。

お天気も上々。
猿の鳴声（警戒鳴き）を聞いたり、山野草の花を見たりして楽しい山歩きだった。
ただ、行った先は、盆地状の地形なので、風が無いのがつらかった。

帰宅してから、３時間ぐらいかけてミズの皮剥き。
身欠きにしんを入れたミズの酢味噌和えと炒め物で美味しくいただいた。
山の恵みに感謝。

ミズの群生。

イタチハギも元気に咲いていた。

可憐な山野草、フタリシズカ。

これからミズの皮剥き。