雑談散歩

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ミズ採り偵察を兼ねて山歩きトレーニング

ミズと滝

仕事が暇になったので山へ出かけた。

回数を重ねるうちに、いつの間にか恒例になってしまった「高齢女性のためのミズ採りツアー」
次回から、さらに1名増えることになった。

老齢なオバチャン3人をミズの群生地に案内しなければならない。
今日は、そのための偵察を兼ねた山行である。

けっこう歩き回ったのでトレーニングにもなった。

青森市の東に広がる「滝沢山地」は、その名の通り沢が多い山岳地帯である。
沢の付近にはミズの群生地があるが、自動車道に近い場所は、ミズハンターによって採りつくされている。
なので、豊富にあるミズ収穫地のなかで、手付かずの場所へ行きつくには、一定の距離を歩かなければならない。

ミズ採り高齢オバチャン達にハイキングの趣味は無い。

楽して短時間でミズを収穫したい。
なおかつ、自然の空気に浸りたい。
というのが高齢オバチャン達の希望であろうと推測している。

実際、そういう場所に案内すると、彼女たちは、年甲斐もなく狂喜乱舞する。
怪気炎を揚げる。
うれしさのあまり、そっと放屁なさる。

そういう彼女たちの希望を満たすべく、安全で快適なミズ群生地を探して、山を歩き回った。

山行時間:2時間。
距離:3km。
累計高度(トラック全体の「上り」だけを加算した高度):151m

結果、まあまあの場所を見つけた。
駐車場所から、歩いて15分。
森の中の滝のある沢岸。

自動車道路から近いが、「山奥感」はそれなりにある。
お手頃のミズも豊富に生えている。

ただ季節が高温期に入ってから、ミズが春のものと違って柔らかみを失いつつある。
ツルツルとした滑りも減っている。

でも、味は春のミズには及ばないものの、調理しだいで、それなりに美味しくいただけるはず。
ミズは晩春から初秋まで採取できる。
それが、採取期間が長い山菜であるミズのありがたいところだ。
青森県の自然の恵みに感謝。

そう感謝しつつ、所々でミズを摘まみながら、体力を鍛え活力を蓄え、今度の東岳ハイキングに備えたのだった。
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