2015/07/30

思いっきりくしゃみをしたら、ギックリ腰になりそうだった

思いっきりくしゃみをしたら、腰の辺にギックリ腰の予感が走った。

私は30代の頃まで6回ぐらいギックリ腰をやった経験がある。
40代に入ってからは、無茶な体の使い方をしなくなったので、ギックリ腰は起こらなくなったが、そのかわり慢性腰痛に悩まされている。

6回もギックリ腰をやると、身体の防衛能力が高まるのか、ギックリ腰が起こる直前に、ある種の予感のようなものが発生する。
「これは、ヤバイ」という感覚。
以前記事にした「負けた感覚」である。
「負けた感覚」が身を守る。
だから、「負けた感覚を身につけよう」。
くしゃみとともに、ギックリ腰になりそうだった。
さて、くしゃみの話だが。
くしゃみが出そうになると、思いっきりしてしまうことが多い。
そのほうが気分がスッキリするから。
いわゆる「快感くしゃみ」あるいは「オヤジくしゃみ」。

子どもの頃、しょっちゅうくしゃみをしているオヤジを見かけて、「くしゃみオヤジ」だねと、子ども同士で面白がったことがあった。
「人を呪わば穴ふたつ」ならぬ「人を笑わば穴ふたつ」。
今では、私が「くしゃみオヤジ」。

今思い出してみると、その老人は、くしゃみをするときに腰に手を当てていたような気がする。
そうして、くしゃみの「振動」が腰に及ぶのを本能的に防いでいたのだろうか。
腰に手を当てて、腰部をサポートすることが、ギックリ腰の主な病態である「腰椎椎間関節捻挫」を防ぐことになるのかどうか。
「くしゃみギックリ腰」に対して、それが有効かどうかは、私には不明なことであるが。

とにかく、くしゃみの破壊力はすごいらしい。
くしゃみや咳は、腰や胸に、瞬間的に大きな負荷をかける。
だから、激しい咳で肋骨を骨折することもあるという。
くしゃみでギックリ腰になる方が、少なからずいらっしゃることも事実。

くしゃみの破壊力を防ぐ筋力が、低下しているからギックリ腰になるのか。
筋力が発達した人でもタイミングや姿勢が悪いとギックリ腰になるのか。
それは、私にはなんとも言えない。

さて、私の場合だが、中腰状態のときにくしゃみが出た。
仮にくしゃみの動作を「ハックション」で表してみると以下の通り。
  1. 突然「ハ」が出たときに、くしゃみが発生していることに気づく。
  2. 「ックショ」でくしゃみエネルギーを意識的に思いっきり外へ解放する。その瞬間、ギックリ腰の予感が発生。
  3. 「ン」でくしゃみの余波を感じつつ、何事も無かったことに安堵する。
ちなみに、くしゃみでギックリ腰の予感が生じたのは今回が初めて。
上の動作(2)のとき、中腰だったことがヤバかったのでは、と思っている。
動作(1)の時点で、姿勢を正すことがベストなのだと思う。
が、突発的な出来事なので、なかなか難しい。

では、「安全にくしゃみをするための姿勢」とはどういうものか。
これには個人差があるのでは。
それぞれの生活習慣が違うように、腰の弱点も人様々であると思うからである。

腰への負担を減らすために、壁に手を添えたり、台のようなものに手を置いたりしたら良いのではと私個人では思っている。
だが、上記の通り、突発的な生理現象なのでなかなか難しい。

ところで、昔はくしゃみのことを「くさめ」と言っていたらしい。
くしゃみを頻繁にすると鼻から魂が抜けて早死にするという迷信があったという。
その死を遠ざけるために「くさめ」という呪文を唱えた。
つまり「くさめ」とは、くしゃみという生理現象の呼び名であると同時に、それが原因で起こるかもしれない「早死に」に対する防御の呪文でもあったのだ。

しかし、くしゃみによってギックリ腰になったり肋骨が折れたりすることを考えれば、「くしゃみをすると早死にする」は、あながち迷信と言って済まされない面があるのでは、と思ってしまう。

思いっきりくしゃみをしたら、ギックリ腰になりそうだった。
くしゃみは侮れない。

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