2016/05/02

緩く登って急斜面を滑る、北八甲田高田大岳東尾根と東南斜面

クローズになりかかっていた高田大岳へのコースが、29日の降雪でカムバックオープン?
という訳で、今日は高田大岳東尾根へ。
スタートは、国道394号線の、いつもの林道入口から。
前回の高田大岳山行よりも積雪が増えたようで歩きやすい。

今回のコースは、緩く登って急斜面を滑るというもの。
高田大岳の南斜面だと、「きつく登って急斜面を滑る」だが、東尾根なら「緩く登って急斜面を滑る」が可能である。

本日の行程図(赤色点線:登り、水色線:滑降。行程線はブログ管理人の書き込み)。出典:国土地理院ホームページ。
スタート地点でコンパスを337度に合わせて、標高1100メートルぐらいまで登った。
スタート地点の標高が775メートルだから、330メートルぐらい高度を稼いだことになる。
この高さまで登ると、ゆったりとした傾斜の東尾根が、遠くに見えてくる。
ダケカンバ並木のプロムナードといった感じの東尾根。
東尾根を目指してゆっくりと斜登高。

だが、その東尾根に乗ると、案外急坂である。
急坂といっても、高田大岳南尾根ほどではない。
右手に雛岳、左手に沢筋の急斜面を見ながら東尾根をゆっくり登る。
ダケカンバの低木が混んでくると、残雪終点。
標高1370メートルぐらい。
山の北側に回ると、高田大岳の荒々しい断崖を上から覗き込むことができる。

残雪終点で滑降準備。
残雪終点は西方向に半円を描くようにのびていて、まるでカール地形のようである。
雪崩を誘うカール地形か。
用心して、尾根に近い沢斜面をしばらく滑り、トラバースして西隣の沢斜面に移動。

雪面が白い新雪部分は、雪が重くてターンが難しい。
雪面が黒っぽいザラメ雪斜面は、快適なターンができる。

広場から高田大岳を眺める。左端の尾根が南尾根、右端の緩そうな尾根が今j回登る東尾根。
快適に滑ったり、つんのめったりしながら広場到着。
この広場から振り返る高田大岳がすばらしい。
この広場に立つと、ここから去りがたい思いにかられる。
急峻な山と広場のバランスは、強い意気込みと安堵感のバランスに似ている。
それがこの山に、郷愁に似た感情を抱かせるのかもしれない。

残雪の高田大岳は、緩急織り交ぜて、いろいろな登攀ルート、いろいろな滑降ルートを楽しめる山。
展望も素晴らしく、雛岳と並んで、北八甲田で私がもっとも好きな山である。

広場から東尾根を目指す。

東尾根に向かってトラバース中。前方の山は雛岳。

東尾根が前方に姿を現す。

ダケカンバのプロムナード、東尾根を登高中に雛岳を眺める。

東尾根残雪終点から沢筋の急斜面を見下ろす。

いくら眺めても、眺め飽きない雛岳。

急斜面の延長上に黒森が見える。

山頂部直下の雪が重かったので、やっとターン。

山頂部が遠のく。

斜面の向こうに南八甲田赤倉岳の頭が見える。

広場から高田大岳を振り返る。滑ってきた上部の広い東南斜面は右手の尾根に隠れて見えない。
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