2016/08/15

「稲垣河川公園」のヤナギ並木の枝枯れが進んでいる

ヤナギ並木
枝枯れが進んでいる河川公園のヤナギ。写真右下の白っぽいのは、散歩中の愛犬の尻。

犬の散歩を兼ねて、「稲垣河川公園」へ寄ってみた。
去年のお盆にこの公園に寄ったとき、ヤナギ並木の枝枯れが酷いなと思ったのだった。
はたして今年の夏は、どうなっているのだろう。
残念なことに、枝の部分の「枯れ」が、去年より進んでいた。
柔らかい緑葉が豊かだった一昨年のヤナギ並木の姿はもうない。
一昨年の写真を見れば、枯れている枝が無いわけでは無かったが。

それは緑のボリュームに覆われていて、あまり目立たなかった。
その後、枝枯れは毎年進んでいる。
人工的に作った並木だから、人の手入れが必要なのだ。

枯れ死んだ枝を切って取り除くとか。
混み合った枝を剪定して、日当たりと風通しを改善するとか。
害虫による枝枯れなら、害虫駆除の薬剤散布とか。
人工的な公園樹を保存するためには、手入れが必要だ。

青森市の都市公園では枝枯れの枝は切り取られ、立ち枯れの樹木は伐採されている。
薬剤散布も害虫の増加状況に応じて行われているようだ。
自然豊かな郡部の都市公園では、芝刈りが手一杯で、公園樹の管理までは手が回らないのかもしれない。
公園に植えたものでも、それはただの雑木という感覚が強いのだろう。
そこら中に生えていて、めずらしくもないヤナギの木に、労力や経費をかける余裕は無い。

青森市の都市公園ほど、日常生活に結びついていないせいもあるかもしれない。
青森市の都市公園の主な利用者は、近隣に住む市民たち。
その目的は、ジョギングだったりウォーキングだったり散歩だったり。
広い都市公園は、市民の日常生活に欠かせない存在だ。

それにくらべて、「稲垣河川公園」の利用者は多目的運動場でのスポーツ活動者がほとんど。
都市公園のように夕涼みを兼ねてぶらりと散歩するなんて人は少ない。
ひと気のないだだっ広い公園なので、気軽に散歩できるような雰囲気もない。
というような理由も加わって、ヤナギ並木の枝枯れは放置されていると思われる。

人知れず、快適な木陰をつくっていたヤナギ並木が、人知れず滅んでいく。
立派なヤナギ並木が、やがて廃墟のようになるのは、まことに残念なこと。
と青森市の公園散歩者は思っているのだが、つがる市にとっては余計な財政負担になっているのかもしれない。

過密傾向の中央都市に狭い公園。
過疎気味な地方都市に広大な公園。
万が一に、地方都市の広大な公園に中央都市の市民がどっと押し寄せても、主な公園維持費は地方都市持ちだったり。
癒しの空間である公園の維持管理は、むずかしい。

「稲垣河川公園」にあるヤナギ並木。

立ち枯れが進んで葉が減少ぎみ。

一本の木の、ほとんどが枯れている。

緑のボリュームが極端に減った。

北側方向から東西にのびているヤナギ並木を眺める。こちら側の枝枯れはそれほど酷くはない。

これは、南北にのびているヤナギ並木。左手の草薮の向こうに岩木川が流れている。

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