晩秋の風物詩、平和公園ケヤキ広場の落葉掃除
平和公園ケヤキ広場の落葉掃除が始まった。平和公園東側入口よりケヤキ広場を眺める。
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業者の方が、各所に落葉を集めて、写真のような山を作っている。
この時期の、おなじみの風景である。
広場のケヤキは、紅葉がほとんど終盤。
終盤ながらも、紅葉するケヤキと黄葉するケヤキが混じっていて、彩りがきれいだ。
ケヤキの落葉の山が各所に。 |
冬に向かって、いちはやくスタートを切ったダッシュな木。
紅葉した葉がまだわんさかと繁っている木もある。
どちらが若くて、どちらが老いているのか?
一斉に冬に向かうわけではないのだね。
せっかちな木、のんびり気分の木。
これらは、どちらが若くて、どちらが老いているのか?
めいめい勝手に、冬支度をしている様子のケヤキ広場。
公園を散歩する人も同じで。
すっかり冬物衣類を着込んでいる人。
まだ軽い秋物で平気な人。
ジョギングする人は半袖だ。
着るものは違っても、それぞれが冬に向かって、気持ちの準備をしていることに変わりはない。
それは、雪国の住人の心構えと言おうか。
あるいは、本能なのか。
作業員が落葉を集積している。 |
今日は立冬。
暦の上での、冬が始まる日である。
明後日(9日)は、青森市内にかなりの降雪があるという天気予報。
若い頃は、自然の変化に身体がすぐに適応したものだが、65歳にもなると、なかなかそうはいかない。
身体機能が緩慢になったのか。
だんだん、季節の移り変わりに身体が追い付けなくなっている。
晩秋の風景はロマンチックだが、寒さが身にしみる。
だから、老人の冬支度は、冬を迎えるトレーニングから始めなければならない。
気温が低くなっても、縮こまらずに、積極的に身体を動かす。
愛犬の散歩も、脚の筋肉を大きく使って早足で歩く。
もうちょっと筋肉を太くして、今年の冬に備えよう。
腕立て伏せやら、懸垂やら、腹筋運動やら・・・・・。
そうでもしなければ、挑戦する老人はつとまらない。
などと、厳冬期を前に、そんなことを考えている立冬の朝。
それにしても、このケヤキ広場の落葉掃除は、絵に描いたような晩秋の風物詩であるなあ。
ケヤキが見事だから、絵になるのかもしれない。
街で見かける街路樹のケヤキはバランスが悪いが、この広場のケヤキはすばらしい。
ケヤキの枝にはまだ紅葉が残っている。 |