2017/02/20

スキーゴーグルの破損したベンチレーター通気用スポンジを、不織布マスクで修復

ゴーグル上部のスポンジが老朽破損。
スキーゴーグルの破損したベンチレーター用スポンジを、住宅用換気口フィルターで修復したのだが、そのフィルターの材質が「イミダゾール系抗菌剤」で処理されたポリエステル繊維だったため、これより安全と思われる不織布マスクの生地でやりかえた話。

ゴーグルのベンチレーターの通気用スポンジが破損
7シーズンぐらい使用しているスキーゴーグルの、上部と下部にあるベンチレーター(換気口)の通気用スポンジが破損して、いつのまにか消失してしまった。
レンズやフレームはまだ大丈夫なので、このまま使わないで放置しておくのはもったいない。
Wレンズの、割と高価なものだったのだ。
ホームセンターで、なにか通気用スポンジの代用品はないものかと探し回ったら、換気口のフィルターがあった。

下部の片側も穴あき状態。

ホームセンターで換気口用のフィルターを買う

下の写真が、そのフィルター。
「通気口用 屋外」とパッケージに記載されてあったので、これを購入した。
屋外用なので、雨風に耐える頑丈なものだろうと思っての選択。
材質は、「イミダゾール系抗菌剤」+「ポリエステル繊維」。
ワンパック3枚入りで、429円。
これなら、使っているうちに破損しても何回か交換できる。
購入したとき「イミダゾール系抗菌剤」については、あまり気にならなかったのだが・・・・。

住宅換気口用のフィルターを購入。

円形換気口用に丸く切れ目が入っていて両面テープ付。

ベンチレーターの外形をトレース

下の写真のように、トレーシングペーパーをマスキングテープでゴーグルに仮止めし、鉛筆でベンチレーターの形をトレース。
フレームのベンチレーターの角を、鉛筆でなぞるようにすると、外形を比較的に正確に描くことができる。

ゴーグル上部にトレーシングペーパーをあてる。

鉛筆で上部のベンチレーターの外形をトレースする。

フィルターをトレーシングペーパーごとカットする

下の写真のように、トレーシングペーパーをフィルターに重ねて、マスキングテープで仮止めし、カッターで少し大きめにカットする。
切り取ったものをベンチレーターにあてて、微調整カット。

購入した換気口フィルターにトレーシングペーパーをあてて(換気口フィルターの切れ目を避けて)カッターで大きめにカットする。

切り取ったフィルターを上部にあてて微調整する。

両面テープでフィルターをゴーグルのフレームに貼る

両面テープをベンチレーターの枠(縁取り部と補強渡し部)の幅に細くカットする。
既存の接着剤のカスをある程度掃除し、枠に両面テープをセットする。
その上に切り取ったフィルターを被せ接着。
両面テープなら、後々の交換が容易である。
ゴーグル下部のベンチレータも同様の方法で行い、これで通気フィルターの修復完成。

両面テープを細く切って、周囲と補強の桟に貼り、フィルターを貼りつける。

意外と頑丈で使用感も良好

さて、使用感はというと、下の写真の通り。
このあいだの、雪降り八甲田国際スキー場へ行ったとき、ヒュッテ「ぶなワールド」のテーブルの上で撮った写真。
修復したゴーグルは、風雪に耐えた姿で、テーブル上にある。
さらに、昨日の吹雪のモヤヒルズでの風雪にも耐えた。
ゴーグル内部に雪が入ることも無く、レンズが曇ることも無かった。
修理した直後は華奢に見えたが、悪天での使用では思いのほか丈夫だった。

雪を被っても無事だった。

イミダゾール系抗菌剤の安全性

だが、材質の「イミダゾール系抗菌剤」というやつが気になりだした。
目に有害なのではないだろうか?
そういう不安な気持ちのまま、使うべきではない。
ということで、別材料についていろいろ考えていたら、マスク地が良いのではとなった次第。

「換気口フィルター」を「立体マスク」の不織布に変更

マスクは、安価で家庭に常備されているもの。
しかも屋外での使用に耐える丈夫さを持ち、通気性能も良好。
何と言っても衛生用品であるから、身体に害のあるものではない。
下の写真のマスクは去年買ったもので、1パック4枚入り。
たしかコンビニで、150円~200円ぐらいの値段だったと思う。

「不織布ベンチレーターフィルター」の作り方は、上記「換気口フィルター」と同じ。
3層構造の不織布の、いちばん外側の生地を採用した。
ただ立体マスクでは、上部ベンチレーターを一枚ものでは被えないので、左右を両面テープでつなぐ必要がある。

「不織布ベンチレーターフィルター」は、現場では未使用。
でも、素材的には「換気口フィルター」よりも丈夫そうなので、津軽の山の風雪に耐えてくれることだろう。

立体マスク。ポリプロピレンの不織布3層構造。
マスクの曲線とゴーグルフレームの曲線が似ている。
カッターで半分に切断。
3層のうち、いちばん外側の不織布を使用。直に鉛筆で形をなぞる。
フレームの要所に両面テープを貼り、裏紙をはがす。
片方を接着し、重なる部分に不織布の上から両面テープを貼る。
ちょっと仕上がりが雑だが、これで完成。

ゴーグルの改造には危険が伴います

尚、この修理方法はメーカー推奨のものではありません。
ゴーグルメーカーでは安全維持のため、ゴーグルの改造・修理を禁止しています。
あくまでも、私個人の「工夫」ですので、参考にしてください。
ベンチレータに貼りつけた不織布が破損して肉眼に触れ、眼球が損傷を負う危険性も充分考えられます。
ゴーグルのベンチレーター通気スポンジの修復は「自己責任」で行ってください。

■興味のある方は、このブログ内のテレマークスキー記事まとめページへどうぞ

スポンサーリンク