2017/04/02

爽快な急斜面、北八甲田「雛岳」北尾根

「箒場岱コース」の99番指導票付近から雛岳を眺める。
好天に恵まれた日曜日。
今日は、北八甲田連峰の雛岳へ。

雛岳は春スキーを楽しむには、条件がそろっていて手頃な山。
その好条件をあげると、下記のようになる。
  1. 山麓に広い駐車場や公衆トイレがある。
  2. 山が近い。駐車場(標高610m)から2時間~2時間半ぐらいの登行でピーク(標高1240m)に到達できる。
  3. 山頂からの見晴らしは抜群。
  4. 下の方で高田大岳と尾根でつながっているものの、ほぼ独立峰で、四方に滑降可能な素晴らしい斜面が広がっている(断崖とか、雪崩れそうな沢筋とかの危険個所もあるので充分な下調べが必要)。
  5. 上の写真のように、上部は広大な無立木急斜面になっている。
  6. 樹林帯は立木の間隔が広く、適度な斜度の林間スキー滑降が楽しめる。
  7. 山麓に食堂がある。
  8. アフターの温泉(みちのく深沢温泉)が近くにある。
などなど。
ただし、雪融けの早い時期は、雛岳山麓周辺の小沢越えに苦労するかもしれない。

ブナの大木に雪が載っている。
今年、2月4日の雛岳北尾根スキーハイキングでは、積雪が少なくて、小沢を越えるのに難儀した。
それが、3月に降った雪のおかげで、今日は容易にクリア。
たっぷりの雪の中、ブナ森の中のスキー散歩を楽しむことができた。

高度を上げるにしたがって視界が広がる。
雛岳は、登る楽しさも堪能できる山だ。
北尾根を大きな沢沿い(谷沿い)に登ると、視界が開けていて、地形の変化を眺めることができて面白い。

標高1100m近くまで谷沿いに登ると、行く手を灌木帯に遮られる。
びっしりと密集した灌木の林が、谷にせり出した雪庇まで延びているので、ここからは登頂不能。
山麓から眺めると、白い部分が山頂までつながっているように見えるが雪庇部分は歩けない。
雪庇の下は、深い谷になっている。

今日はここから滑降開始。
ちょっと下がって、灌木帯の空いている部分をトラバースして、尾根の西側の斜面へ。
ここから眺める赤倉岳の大斜面の景観が素晴らしい。
赤倉岳大斜面を滑って箒場に至る「箒場コース」の概要が、眼下に見て取れる。

西側斜面を100mほど滑ってから谷沿いの斜面にもどる。
雪質は湿雪ぽいが、急斜面だから気持ちよく滑れた。
ザラメっぽい雪あり重めのパウダーあり。
いろいろあって退屈しない雛岳北尾根斜面。
気分は爽快。
楽しい時間を過ごせた「雛岳」の北尾根斜面だった。

3月に降った雪で埋まった沢。









単独者のワカンの跡が上へ続いている。
標高1000メートル付近。
谷沿いのルートは、標高1100メートル付近から、雪庇と灌木に阻まれて登行できない。前方右側が密集した灌木帯。その左側に雪庇のかかった深い谷がある。
少し下がって灌木帯を左手に抜け、西側の斜面へ。赤倉岳大斜面(写真右端)を眺める。
北尾根の西側斜面を滑る。
北尾根の谷沿いの尾根斜面を滑る。広大な斜面を独り占め。
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