2017/10/14

鉄製先芯の入ったセーフティースニーカーの寿命は一年

こんなになるまでよく履いたものだ。
去年の5月に買ったDickies(ディッキーズ)のセーフティースニーカーがオシャカになった。
一年と六ヶ月の寿命だった。
本当は、今年の五月頃でオシャカ状態だったのだが、まだしっかりした部分もあったので、もったいなくて、人目を気にせずに履いていたのだった。
もう、下の写真のような損傷状態だと完全オシャカ。
廃棄処分する以外に道はない。

先芯のエッジ部分が傷みやすい。
数人の知り合いに、作業靴は何年ぐらいで買い替えているのかと尋ねたところ、二年という答がほとんどだった。
作業靴といっても、「軽作業兼普段履き」なので二年ぐらいは持ちこたえる。
私の「軽作業兼普段履き」がなぜ一年しかもたないのかと言えば鉄製先芯入りだからである。

鉄製先芯とは、作業靴の爪先部の甲材と裏材の間に入っている鉄製の芯のこと。
作業現場で落下物から足の指を守るためのプロテクターの枠割を果たしている。
代表的なものが「安全靴」と呼ばれるJIS規格をクリアしたもの。
この安全靴ほどゴッツくなくて、見た目がカッチョいい靴がセーフティースニーカーと呼ばれている作業靴なのである。
セーフティースニーカーはJIS規格に満たないものがほとんど。
安全靴よりもずっと華奢な作りなのである。

この鉄製先芯のエッジが、足の様々な動きによって靴の甲材を擦過する。
そのために、上の写真のような損傷が、その使用頻度に伴って発生する。
私の場合は、「軽作業兼普段履き」プラス「大型犬の散歩」で、セーフティースニーカーの寿命が一年。
「軽作業兼普段履き」も「大型犬の散歩」も、そんなにハードではないから一年も持ちこたえている。
宅配便のドライバーのような激しい動きなら、華奢なセイフティースニーカーは一年も持たないであろう。
それだけセイフティースニーカーの鉄製先芯は、靴を保持する上で弱点となっている。

私はこれまで「軽作業兼普段履き」を、作業用品専門店である荒川通りのLaber(レイバー)から購入してきた。
ここは靴以外にも品揃えが豊富なので気に入っている店である。
Laberに置いてある靴は、すべて鉄製先芯入りとなっている。
作業員の安全を守る鉄製先芯入りの靴でなければ、作業靴ではないというのがLaberの考え方なのだろう。
靴がそんなに重くなく負担にならないので今まで何足か買っていたのだが・・・。

底の減り具合。
私の「軽作業兼普段履き」は、そこまで頑丈な靴である必要がない。
どちらかと言うと長持ち重視。
二年ぐらいはもってほしい。
ということで、今回は普通のスニーカーを買うことにした。
私の足にフィットして動きやすくてカッコ良くて値段が手頃なもの。
それが選択の基準である。

スポーツ店のゼビオとかいろいろ回ったが、結局東京靴流通センターで購入。
ダンロップブランドの「マックスランライト207WP」というスニーカーを買った。
ダンロップのロゴが入っているが、作っているのは広島化成という会社。
ダンロップのシューズを一手に引き受けている会社である。

「マックスランライト207WP」の値段は税込みで4,849円。
値段も手頃で、履き心地も良い。
特に土踏まずのフィット感が心地良い。
このスニーカーは防水設計モデルということ。
タグには以下の記載があった。
  1. ソールからアッパーにかけて5cmまでの位置で、6時間防水設計(広島化成社規定)。
  2. かかとには、歩行時の衝撃を和らげる衝撃吸収材を搭載。
  3. 取り外しが可能なカップインソール。
  4. 夜間歩行時の安全性を高める反射材付き。
おそらく、(1)と(2)は新品の間だけでしょうね。

まあ新品の靴も良いけれど、時が過ぎてヘタレた靴には、それはそれで感慨がわくもの。
靴は一年一年、それを履く者の人生を物語っているのかもしれない。
ありきたりな感慨ではあるけれど。

ヘタレた靴が、だんだん自分に近づいてくる。
靴の姿を見ていて、つくづくそう感じるね。
ヘタレた靴のフォームが、今の自分のフォームじゃないかなって感じるときがある。
だから、靴を新しくする。
靴を新しくするとフォームも新しくなったような気がするからね。

おニューのスニーカー。

「土踏まず」のカーブが気にいっている。

靴の底。

取り外せるカップインソール(中敷き)。カップインソールとは立体的な形状のインソールのこと。

インナーソールの裏の溝。湿気抜きか。ひっくり返すと立体形状を持ったインソールであることがよくわかる。

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