2017/11/29

馬ぼくぼく我を絵に見る夏野哉

芭蕉は時々、自身の姿を離れた位置から眺め、その姿を句に表現している。
自身の姿を客観視しつつ、句に登場させるというスタイル。
たとえば、「冬の日や馬上に凍る影法師」という句。
自身が身を置いている光景を叙景句として詠み、それを進行している「劇」のように読者に見せる。
読者に想像させる。
そして読者は、その「劇」の登場人物としての芭蕉の「抒情」に触れて感動する。

以前記事にした「埋火や壁には客の影法師」は、もっと間近で自身と応対している芭蕉の句。
ときに荒野を舞台に、ときには庵を舞台に、芭蕉は自身の「劇」を読者に示してきたように私は感じている。
「秋深き隣は何をする人ぞ」の句においても、そんな印象を持ったのだった。

2017/11/27

公園のフジの木から出ているキノコは天然のエノキタケか?

雪をかぶったキノコ

11月22日のキノコの状態

22日に愛犬の散歩で公園に寄ったら、パーゴラに絡んでいるフジの幹からキノコが出ていた。
幹の上の方は、なかば雪におおわれながら顔を出している状態。
このフジからキノコが出ているのを見るのは初めてである。
じっくり見たら、どうやら天然のエノキタケに似ている。
天然のエノキタケは、以前金木の山で採ったことがあり、私には馴染みのキノコ。
美味しい食菌である。

2017/11/21

雑水に琵琶聴く軒の霰哉

「琵琶」で真っ先に思い浮かぶのは平家物語。
平家物語といえば、琵琶法師である芳一が登場する「耳なし芳一」の話。
芳一が得意とするのは平家物語の「壇ノ浦の段」の弾き語りであった。

子どもの頃、その怪談話の映画をテレビで見て震え上がったものだった。
以来、「琵琶」という楽器に対しては、どちらかというと暗いイメージを抱いていた。
子どもの頃のイメージが払拭されたのは、NHK-FM放送の「邦楽百番」で琵琶の豊かな音色を聴いたときだった。
今にして思えば至極当然。
映画「耳なし芳一」での琵琶による劇中演奏は、子どもが怯えるほどに怪談らしく脚色されたものだったのである。

2017/11/20

まだ11月なのに突然の大雪、青森の街は一夜にして真冬の景色に

クルマはすっぽり雪をかぶり。
天気予報通り大雪となった青森市。
クルマも駐車場も雪に覆われて、この冬最初の雪かきとなった。
昨晩から今朝にかけて30cmちょっとの降雪。
昨日の朝はほとんど雪が積もっていなかった青森市が、一夜明けたら真冬状態になった。
最深積雪値32cmは、この時期にしては大雪である。

2017/11/19

晩秋のドウダンツツジの紅葉に白い雪

雪をかぶったドウダンツツジの紅葉。
青森上空に強い寒気の流れ込みがあり。
そのせいで、今日も少し雪が降った。
気象庁発表の今日の降雪は18cm。
最深積雪値も18cm。

青森市内の初雪は、先一昨日の16日だった。
去年より十日遅いという。
今年は雪の降るのが早いなあと思っていたのだが、平年と比べても十日も遅いとか。

2017/11/04

留主の間に荒れたる神の落葉哉

元禄二年八月二十一日に、松尾芭蕉は「おくのほそ道」の旅の最終地美濃大垣に着く。
同年九月六日、伊勢に向けて揖斐川から船出するところで「おくのほそ道」の旅を終えている。
その結びの句は、「蛤のふたみに別れ行く秋ぞ」。

芭蕉は、伊勢神宮の式年遷宮を奉拝し、そのあと伊賀上野の郷里と大津、膳所(ぜぜ)、京都を漂泊することになる。
この間、「幻住庵記」や「嵯峨日記」を書き、京都で「猿蓑」を監修し刊行している。

2017/11/03

津軽地方北西部新田開発の象徴、つがる市「銀杏ヶ丘公園」の大イチョウ

「銀杏ヶ丘公園」の門。
 つがる市にイチョウの巨樹があるというので寄ってみた。
その大イチョウは、「銀杏ヶ丘公園(いちょうがおかこうえん)」のなかに立っている。
「銀杏ヶ丘公園」の場所は、住宅地のなかにあり、ちょっとわかりにくい。

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