◆縄文時代の土器や遺跡、その他の史跡を見物

青森県内や北東北の遺跡・土器見物、その他史跡見物の記事のまとめ。


合掌土偶(是川縄文館)。


■縄文時代の土器や土偶に描かれた「物語(文学)」についての雑感
それは錯誤のトリックなのか、現実の土器や土偶から読み取れるものなのか。

■なぜ縄文時代に興味を持つのか
縄文時代の土偶や土器や生活用具や装身具は、遺物としてではなく、遙かに遠い世界の現実として私たちの目の前にある。

(14)十三湖北岸の中世宗教遺跡「山王坊遺跡」を見物
だが津軽半島で栄えたかに見えた「大津・京都の文化」は、南部氏の安藤氏追放によって衰退してしまう。

(13)山の中腹に「唐川城跡」の展望台があったものの、いったい遺跡はどこに?
看板に記された遺構は山に中に隠れていて、それを見物できる遊歩道も無い。

(12)安藤氏の居城だったと推定される、十三湖近く「福島城跡」を見物
その上に現在の歴史観が乗っかり、自治体の「観光史観」が乗っかり。

(11)蓬田村の玉松台と古城の沼に架かった浮橋
この高台に、そんな歴史を感じさせる面影が、見当たらないのは残念であるが・・・

(10)青森市郊外の山の中にある「小牧野遺跡」の環状列石を見物
その人々が暮らしていた集落跡が見つかれば、「環状列石」という施設の意味も解明されるのでは、と空想は尽きない。

(9)大湯環状列石のそばに建っている大湯ストーンサークル館で「大湯式土器」を見物
展示されている土器の文様が、青森県つがる市木造の亀ヶ岡遺跡や八戸市の是川遺跡の出土品のそれとだいぶ違う。

(8)秋田県鹿角市の舌状台地にある置石の輪(大湯環状列石)
これは、古代の運動公園だったのではないかと、早速、素人発想が湧いて出たが、いまのところ、そんな見解は無いらしい。

(7)十和田市深持の梅集落「落人の里」
遺跡のような存在で、今もコンコンと湧き水が出ている場所が2箇所ある。

(6)八戸市・是川遺跡と風張遺跡の縄文土器を展示している是川縄文館(その2)
風張遺跡では、縄文時代早期から平安時代まで、集落が断続的に営まれていたと言われている。

(5)八戸市・是川遺跡と風張遺跡の縄文土器を展示している是川縄文館(その1)
展示された出土品のうち、縄文晩期の中居遺跡から出た美しい仕上がりの土器や土偶が素晴らしい。

(4)つがる市木造の亀ヶ岡考古資料室(縄文館内)
「亀ヶ岡式土器」は、日本の縄文晩期の文化を代表する造形美を持っていて、特に精緻な文様や漆による赤彩などがある精製土器は、縄文土器造形の極致と言われている。

(3)七戸町にある県史跡「奥州街道の蒼前平一里塚」
遠い昔の日常に思いを馳せると、馳せた思いがリフレッシュして現在に還ってくる。

(2)津軽半島にある世界最古(?)の土器遺跡「大平山元遺跡(おおだいやまもといせき)」
外ヶ浜町にある「大山ふるさと資料館」で縄文時代草創期の土器を見物。

(1)下北半島六ヶ所村の縄文遺跡
六ヶ所村立郷土館で、縄文土器を見物。

■参考文献
「縄文人からの伝言」 著:岡村道雄 集英社新書
「月と蛇と縄文人」 著:大島直行 寿郎社