マレットフィンガーの固定用装具の値段
中指に装着したシーネ。 |
安価なシーネ
マレットフィンガーになった人の体験談をネットで調べていると、指の固定用装具に高価なものがあるらしいことに驚いた。
私が担当医から与えられた固定用装具は上の写真のもの。
幅12ミリぐらい、厚さ1ミリぐらい、長さが10センチぐらいのアルミ製のフラットバーにスポンジが付いた簡単なもの。
担当医はこれを「シーネ」と呼んでいた。
「シーネ」とは「添え木」という意味らしい。
このシーネを、私の左手の中指の形に、スポンジを内側にして折り曲げ、指にはめ込み固定。
写真のように、白いネットで確保するという簡易さ。
写真の白いテープは、装具がずれるのを防ぐために、私が巻いたもの。
これで指は、しっかり固定されている。
マレットフィンガーになってから4週目の、このあいだの診察では、指の腱がだいぶつながりかけているとの診断。
たいして仕事の邪魔にもなっていないので、私はこの簡単な固定用装具で満足している。
患部の指のレントゲン写真は別の病院で撮ってもらったので、今通っている、「手の専門医」のいる整形外科の最初の治療費の請求は980円だった。
健康保険適用の負担額が980円なのである。
高価な固定装具もある
病院の領収書はなくしてしまったので、この板状の固定用装具の値段は不明。980円の治療費のなかに含まれている幾らかなのだろう。
ネットの体験談を読むと、「バネ式固定用装具」に一万円もかかったという話もある。
腱断裂タイプのマレットフィンガーは、痛みの無いものが多いらしいが、治療用の装具に一万円は痛い。
他に、七千円とか八千円とかいう話もあった。
安価な装具に満足
私は幸いにして安価な装具で治療に専念。この簡単な仕掛けに満足している。
今の治療の状態に、「不便」は無い。
安物だから治りが遅いかどうかは、6週間経ってみなければ解らない。
治療開始後6週目まであと8日間ある。
■発症から完治までの道のり(当ブログのマレットフィンガーに関する記事のまとめ)