ピックアップ(トヨタハイラックス)の荷台カバーを新調
木枠で作った骨組みが完成。今回は三つに折れるタイプ。 |
3年でターポリンが劣化
3年前に作った荷台カバーのターポリン(シート)が劣化して穴が開いているので、雪が降る前に新調することにした。今回は、骨組みも新作。
今までのものよりも機能的にと、骨組みを三つ折れタイプに改良。
これで、荷台での荷物の出し入れが、以前よりも容易になる。
木枠(骨組み)を組んで塗装
骨組みは木枠なので、組んでから木材保護塗料である「キシラデコール」を塗った。「キシラデコール」を塗ると強い耐候性が期待できる。
それと木材が水分を吸い込みにくくなるので、荷台カバーが木材の軽さを保ち、クルマの燃費の節約にもつながる。
「キシラデコール」で塗装したら丈夫そうな色具合に仕上がった。
L型金具を付けるためにトリマーで溝を彫る。 |
L型金具(金折)を付ける木枠の部分を欠く
荷台をすっぽりカバーで覆うには、木枠のサイドにL型金具を付けなくてはならない。そのL型金具を、荷台のサイドの上側にひっかけて、荷台に蓋をするかっこうになる。
木枠は荷台の口いっぱいに作ってあるから、厚みのあるL型金具を付けるためにその厚み分(2ミリ)木枠のサイドに溝を彫らなければならない。
そこでトリマーの出番となる。
トリマーがあれば、必要な分だけ角材に切り欠きを入れることができる。
L型金具を木枠に付ける
トリマーで削った溝の部分も「キシラデコール」で塗装。塗装が乾いたら、L型金具をビスで木枠に付ける。
木枠と荷台サイドとの上面が揃うように、L型金具を金具厚み分(2ミリ)持ち上げて取り付ける。
L金具をビスで固定。 |
シートを木枠に張る
下の写真のようにシートを裏返しにして、その上に木枠を置く。L型金具が当たるシートの部分にカッターで切り込みを入れて、そこへ金具を潜らせる。
もう一方は、L型金具が当たるシートの部分に印を書き、金具を外してシートに切り込みを入れる。
その切り込みに金具を潜らせてから、金具を再度木枠の所定の位置に取り付ける。
元のビス穴にビスを入れて、インパクトドライバーで締める。
真新しいターポリンの張り付け作業にかかる。 |
シートを折り曲げて、木枠にガンタッカーで止めたものが下の写真。
蝶番で折れ曲がる部分のシートにもカッターで切り込みを入れる。
出来上がった荷台カバーをピックアップにセットして完成。
仕上がり具合はまあまあ。
木枠で作った割にはスマートな仕上がりになったと思う。
木枠の桟を細かく組んだので、荷台カバーに雪が積もっても凹むことはない。
木枠の桟を細かく組んだので、荷台カバーに雪が積もっても凹むことはない。
雪が本格的に降り始める前に荷台の雪囲いが仕上がって良かった。
下の写真の荷物用フックは、以前オリジナルで付けたもの。
台風などの強風時は、このフックにロープをかけて、荷台カバーの舞い上がりを防ぐ。