CorelDRAW X8で「夏を涼しく」というロゴが簡単に作れた。
前回の続編です。
看板のタイトルをロゴっぽくしました。
このロゴで、涼しさをお感じになっていただけますでしょうか。
視覚的冷涼感?
少なくとも暑苦しくは無いと思います。
視覚的冷涼感?
少なくとも暑苦しくは無いと思います。
「歪曲ツール」
歪曲ツール。 |
なぜ「歪曲」効果をかけたかと言うと、次に「旋回ツール」を使う予定なので、ちょっと変わった形の方が「旋回」効果が面白く出るから。
「旋回ツール」はデフォルトでは「整形ツール」のプルダウンボタンをクリックすると表示される。
「旋回ツール」
「旋回」の効果。 |
「旋回ツール」プロパティバーの設定を上図のように行い、オブジェクトの任意の場所を、円形になったマウスポインタの中心で押すと、押している間中、マウスポインタを中心にしてオブジェクトが旋回し始める。
上図のように、頃合を見てマウスの左ボタンを離し、オブジェクトの旋回を止める。
色分け。 |
各オブジェクトを上図のように色分けする。
「長方形ツール」で横長の長方形を描き、上図のようにグラデーションで塗りつぶす。
「テキストツール」
文字をレイアウト。 |
これは、透けた重なり感で涼しさを演出するため。
「旋回」オブジェクトを一定数複製し、上図のように、グラデーション長方形の上に配置する。
できるだけ大きさに変化をつけて配置すると、面白い模様になる。
最後に、模様全体を選択して「グループ化」しておく。
ツールボックスの「テキストツール」をクリック。
「夏を涼しく」と打ち込む。
フォントは、PC内臓の「HGP行書体」を採用。
和風が清涼感につながるという意図からである。
メニューバーの「オブジェクト」>「アートテキスト:HGP行書体の分割」をクリック。
文を一個一個の文字に分割して、上図のようにレイアウト。
テキストをオブジェクトにする。 |
さらに、メニューバーの「ウェルド」ボタンをクリックして文字全体を合体させる。
バラバラのオブジェクト全体を「パワークリップ」のフレームとして使う場合は、合体させなければないらない。
次に、「夏を涼しく」を一個複製しておく。
「パワークリップ」
「パワークリップ」する。 |
これだけではロゴとして淋しいので、影をつけて「っぽく」しよう。
「ドロップシャドウ」
複製に「ドロップシャドウ」をかける。 |
文字の縁を白く縁取りして文字を際立たせるためである。
この複製に上図のように「ドロップシャドウ」をかける。
影の色は、紺色にした。
「ドロップシャドウ」をかけた複製を背面に配置し、その上にクリッピングした文字を重ねたのが下の図。
クリッピングした文字に直接白縁をかけ、「ドロップシャドウ」を行っても、下図のような結果になる。
今回は、文字にかけた「ドロップシャドウ」の調整をいろいろ試したかったので複製を用いた。
完成
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