11月 2017

  雑談散歩

    山スキーやハイキング、読書や江戸俳諧、山野草や散歩、その他雑多なことなど。

広告

馬ぼくぼく我を絵に見る夏野哉

芭蕉は時々、自身の姿を離れた位置から眺め、その姿を句に表現している。 自身の姿を客観視しつつ、句に登場させるというスタイル。 たとえば、 「冬の日や馬上に凍る影法師」 という句。 自身が身を置いている光景を叙景句として詠み、それを進行している「劇」のように読者に見せる。 ...

2017/11/28
公園のフジの木から出ているキノコは天然のエノキタケか?

公園のフジの木から出ているキノコは天然のエノキタケか?

雪をかぶったキノコ 11月22日のキノコの状態 22日に愛犬の散歩で公園に寄ったら、パーゴラに絡んでいるフジの幹からキノコが出ていた。 幹の上の方は、なかば雪におおわれながら顔を出している状態。 このフジからキノコが出ているのを見るのは初めてである。 じっくり見...

2017/11/26

雑水に琵琶聴く軒の霰哉

「琵琶」で真っ先に思い浮かぶのは平家物語。 平家物語といえば、琵琶法師である芳一が登場する「耳なし芳一」の話。 芳一が得意とするのは平家物語の「壇ノ浦の段」の弾き語りであった。 子どもの頃、その怪談話の映画をテレビで見て震え上がったものだった。 以来、「琵琶」という楽器...

2017/11/21
まだ11月なのに突然の大雪、青森の街は一夜にして真冬の景色に

まだ11月なのに突然の大雪、青森の街は一夜にして真冬の景色に

クルマはすっぽり雪をかぶり。 天気予報通り大雪となった青森市。 クルマも駐車場も雪に覆われて、この冬最初の雪かきとなった。 昨晩から今朝にかけて30cmちょっとの降雪。 昨日の朝はほとんど雪が積もっていなかった青森市が、一夜明けたら真冬状態になった。 最深積雪値3...

2017/11/20
晩秋のドウダンツツジの紅葉に白い雪

晩秋のドウダンツツジの紅葉に白い雪

雪をかぶったドウダンツツジの紅葉。 青森上空に強い寒気の流れ込みがあり。 そのせいで、今日も少し雪が降った。 気象庁発表の今日の降雪は18cm。 最深積雪値も18cm。 青森市内の初雪は、先一昨日の16日だった。 去年より十日遅いという。 今年は雪の降るのが...

2017/11/19

留主の間に荒れたる神の落葉哉

元禄二年八月二十一日に、松尾芭蕉は「おくのほそ道」の旅の最終地美濃大垣に着く。 同年九月六日、伊勢に向けて揖斐川から船出するところで「おくのほそ道」の旅を終えている。 その結びの句は、「蛤のふたみに別れ行く秋ぞ」。 芭蕉は、伊勢神宮の式年遷宮を奉拝し、そのあと伊賀上野の郷...

2017/11/04
津軽地方北西部新田開発の象徴、つがる市「銀杏ヶ丘公園」の大イチョウ

津軽地方北西部新田開発の象徴、つがる市「銀杏ヶ丘公園」の大イチョウ

「銀杏ヶ丘公園」の門。  つがる市にイチョウの巨樹があるというので寄ってみた。 その大イチョウは、「銀杏ヶ丘公園(いちょうがおかこうえん)」のなかに立っている。 「銀杏ヶ丘公園」の場所は、住宅地のなかにあり、ちょっとわかりにくい。 住所は、つがる市木造(きづくり)...

2017/11/03

広告

広告