
馬ぼくぼく我を絵に見る夏野哉
芭蕉は時々、自身の姿を離れた位置から眺め、その姿を句に表現している。 自身の姿を客観視しつつ、句に登場させるというスタイル。 たとえば、 「冬の日や馬上に凍る影法師」 という句。 自身が身を置いている光景を叙景句として詠み、それを進行している「劇」のように読者に見せる。 ...
山スキーやハイキング、読書談義や江戸俳諧、山野草や散歩、その他雑多なことなど。
芭蕉は時々、自身の姿を離れた位置から眺め、その姿を句に表現している。 自身の姿を客観視しつつ、句に登場させるというスタイル。 たとえば、 「冬の日や馬上に凍る影法師」 という句。 自身が身を置いている光景を叙景句として詠み、それを進行している「劇」のように読者に見せる。 ...
雪をかぶったキノコ 11月22日のキノコの状態 22日に愛犬の散歩で公園に寄ったら、パーゴラに絡んでいるフジの幹からキノコが出ていた。 幹の上の方は、なかば雪におおわれながら顔を出している状態。 このフジからキノコが出ているのを見るのは初めてである。 じっくり見...
「琵琶」で真っ先に思い浮かぶのは平家物語。 平家物語といえば、琵琶法師である芳一が登場する「耳なし芳一」の話。 芳一が得意とするのは平家物語の「壇ノ浦の段」の弾き語りであった。 子どもの頃、その怪談話の映画をテレビで見て震え上がったものだった。 以来、「琵琶」という楽器...
クルマはすっぽり雪をかぶり。 天気予報通り大雪となった青森市。 クルマも駐車場も雪に覆われて、この冬最初の雪かきとなった。 昨晩から今朝にかけて30cmちょっとの降雪。 昨日の朝はほとんど雪が積もっていなかった青森市が、一夜明けたら真冬状態になった。 最深積雪値3...
雪をかぶったドウダンツツジの紅葉。 青森上空に強い寒気の流れ込みがあり。 そのせいで、今日も少し雪が降った。 気象庁発表の今日の降雪は18cm。 最深積雪値も18cm。 青森市内の初雪は、先一昨日の16日だった。 去年より十日遅いという。 今年は雪の降るのが...
元禄二年八月二十一日に、松尾芭蕉は「おくのほそ道」の旅の最終地美濃大垣に着く。 同年九月六日、伊勢に向けて揖斐川から船出するところで「おくのほそ道」の旅を終えている。 その結びの句は、「蛤のふたみに別れ行く秋ぞ」。 芭蕉は、伊勢神宮の式年遷宮を奉拝し、そのあと伊賀上野の郷...
「銀杏ヶ丘公園」の門。 つがる市にイチョウの巨樹があるというので寄ってみた。 その大イチョウは、「銀杏ヶ丘公園(いちょうがおかこうえん)」のなかに立っている。 「銀杏ヶ丘公園」の場所は、住宅地のなかにあり、ちょっとわかりにくい。 住所は、つがる市木造(きづくり)...