雑談散歩

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風邪をひいて気管支炎を併発するほど免疫力が落ちていた

シムビコート。


正月の2日頃から、微熱、鼻水、喉痛などの風邪症状が出始めた。
今年の冬は、インフルエンザが急激に流行している。
風邪を悪化させて免疫力が低下してしまうとインフルに感染してしまう恐れがある。

老人のインフル感染は、命取りだ。

そう思って、すぐに市販薬を購入して服用し、好きな韓国サスペンスドラマも見ずに、なるべく早寝して安静に努めた。

6日になっても、症状は改善せずに、熱が38度に上がった。
去年の10月末のコロナ感染が頭をよぎった。

電話で予約して、6日の夕方に病院へ行った。
コロナとインフルエンザの検査を受けた結果、両者とも陰性。
咳がひどいので、胸部レントゲンで肺炎感染を調べてもらった結果も、異状なしだった。
「風邪症候群」という診断。

日中も咳は出るが、夜に寝てからの咳が激しくて眠れないと医師に強調した。
熱さましや咳止め、炎症やアレルギーを抑える薬などを処方された。

9日、10日に東京へ行く予定だった。
7日になっても熱が下がらず咳も止まらずなので、大事をとって東京行きをやめた。

8日になって、平熱近くに戻ったので、駐車場の雪かきをしてみた。
身体がだるいとか、手足に力が入らないとかいう症状はなかったので、雪かきぐらいできるだろうと思ったのだ。
それに、大雪のせいで、大量の雪が駐車場を埋めている。

ちょっと動くと、激しくせき込み、咽喉がヒィーヒィーと鳴って、息が苦しい。
まるで喘息患者のよう。
少し休むと回復するので、ゼイゼイ言いながら雪を片づけた。

9日から13日まで、無理をせずに、少しずつ雪片づけをした。
咳は相変わらず出たが、運動中の呼吸は、だんだん楽になって来たように思う。

そして14日の未明。
激しい咳で目が覚めた。
ゲホゲホではなく、ヒィーヒィーという腹筋が震えるような激しい咳込み。
それが15分ぐらい続いた。
気道が詰まって死ぬのではないかと思ったほどだった。

薬も切れたので、14日に、また病院へ行った。
咳がどんどん酷くなっていると医師に訴えた。

咳で呼吸が出来なくなり、窒息死するようなことはないかと医師に尋ねたら、彼女は「ウフッ」と微笑んで「ナイ、ナイ」と言った。
気弱な老人は、一安心したのだった。

前回の薬に加えて、喘息の吸入薬であるシムビコートも処方された。
シムビコートを朝晩服用して3日経った。
そのせいかどうか、夜中の死ぬほど苦しい咳は、今のところ出ていない。
雪かき運動も、だいぶ楽にできるようになった。

高齢になると免疫力が低下して、気管支や肺がウィルスや病原菌に感染しやすくなると言われている。
医師は、風邪が長引いていると言っていたが、私は、風邪が進行して急性気管支炎になったと思っている。

「風邪症候群」は、「急性上気道炎」とも呼ばれているから、風邪と気管支炎の境目は曖昧だ。
「気管支炎」も風邪症候群の症状のひとつなのかもしれない。

でも気管支炎の症状がかなり顕著だということは、免疫力がかなり低下していると思って間違いない。

免疫機能を高める方法のひとつとして、質の良い睡眠をとることと言われている。

これが私には欠けている。
適度な運動も食事による栄養も、それなりに合格だと思っているが、軽度の睡眠障害が良質な睡眠を妨げている。

4年前に、青森市内の睡眠クリニックで軽度の睡眠障害があると診断されていたが、軽度なら大したことないなと甘く見ていたのだ。
いびきも、この頃かかなくなったみたいだし。

だが、急に老け込みだしたのも、風邪をひきやすくなったのも4年ぐらい前からだ。
去年の2月から9月頃までは、五十肩で不自由な思いをした。
去年の秋の終わりには、新型コロナに感染した。

なので、気管支炎の咳に苦しんだ今こそ、免疫機能と睡眠のことをもっと考えてみようと思った。
風邪から気管支炎へ悪化した理由は、睡眠の質の低下による免疫機能の低下である。

高齢者になれば、睡眠の質の低下も免疫機能の低下も避けられないものなのか。

健康に関する私の問題点を記録しようと、この記事を書いた。

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