雑談散歩

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気管支炎が治ったら、運動後の肺がすっきりして気分が良い

ツルハシで通路の氷を砕いた。

今月の4日から9日にかけて、今季最強の寒波が日本列島を襲うとの天気予報。
すでに、北陸地方や新潟県、北海道などに記録的な大雪が降っている。
そのため、交通障害や家屋倒壊、停電、除雪事故などの被害も発生している。

しかし、私が暮らしている青森市は、どちらかと言うと平穏である。
4日から今日まで、たいした降雪も無く、雪かきも、ほんのちょっとだった。
毎日の天気予報の雲レーダー情報を見ると、雪雲は青森市街地上空には、あまり接近していない。

今日の八甲田山酸ヶ湯の午前10時の積雪は、390cmで、4mに達しておらず、ほぼ平年並みである。

こんな状態だから、新雪の雪かきは少ししかしていない。

そのかわり、駐車場の出入口に踏み固められて凍りついた雪(ほぼ氷)の層が、駐車場との段差になっていて、クルマの出し入れを困難にしつつある。

なので、この氷の層をツルハシで砕いて、雪面をならすのが、最近の日課となっている。

風邪の悪化による急性気管支炎から回復したばかりなので、激しい運動をすると息切れが酷い。
重いツルハシを振り下ろして、氷の層を砕くのは、病み上がりには重労働である。

5分ぐらいツルハシを振っているとハァハァしてくるので、5分休憩。
休憩すると、呼吸が落ち着いてくるので、またツルハシを振るう。
ここ4日ばかり、こんな労働を、午前1時間午後1時間ほど、毎日続けている。
しんどいのは呼吸だけで、筋肉疲労や心臓がドキドキするとかは無い。

運動時にハァハァと息が苦しい。
ちょっと休むと、すぐに回復。
この繰り返し。

今回驚いたことは、1時間の作業終了後に、肺の辺りがスーッとして気持ちが良くなっているということ。
肺の辺りにあったモヤモヤが消えて、すっきりした感じになるのだ。

苦しかった呼吸から解放されたせいだろうか。
運動効果で気道が拡がったせいだろうか。
などと考えているが、とにかく気分が良い。

肺はガス交換の場であると言われているが、運動後はガス交換作業が活発に行われるから気分が良いのか。

身体を動かすのが好きで、ずうっと運動はしてきたが、こうも気分が良いのは初めてだ。
だから、ちょっと驚いた。
何か、気管支炎の回復と関係があるのかもしれない。

ところで肺は、呼吸筋と呼ばれる筋肉で、膨らんだり縮んだりしている。
主な呼吸筋は、横隔膜と肋間筋であるとのこと。
そのほか、肩周りの筋肉も呼吸に関わっているという。

去年の2月頃から始まった五十肩の原因のひとつとして、肩周りの筋肉を動かさないことがあげられている。
肩甲骨を動かすことは、呼吸にとっても大事なことであるらしい。

重いツルハシを振り上げるときは、僧帽筋などの肩付近の筋肉を使う。
僧帽筋には、呼吸補助筋としての役割もあると言われているから、筋トレやストレッチなどで僧帽筋を鍛えることは呼吸にとって良い事と思われる。

僧帽筋は、肩甲骨を固定することで胸郭の拡張を助けるという。
これによって、呼吸の際に胸郭が広がり、肺が空気を十分に吸収するのに役立つとのこと。

なるほど、ここ数日のツルハシトレーニングと運動後のストレッチが、胸郭を拡げてくれたので、肺が気持ち良いのか。
ツルハシを振り上げて氷を砕いた結果として、「運動後の肺がすっきりして気分が良い」のだなと納得したのだった。

(これは個人的な感想です。気管支炎患者や喘息患者が運動する場合は、担当医師との相談が必要です。)


■参考サイト

「看護roo!」サイト「呼吸運動」ページ

「ファストドクター」サイト「気管支喘息や咳喘息の人は運動をしても良い?できる運動としてはいけない運動について解説!」ページ
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