雑談散歩

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切除した2個のポリープの病理検査結果は良性だった



9月9日に切除した大腸ポリープは、病理検査の結果、2個とも良性の腺腫だった。
良性なのではと予想していたが、やはり、少しは心配していたので、これでようやく一安心である。

このほか直腸近辺に、4mm大が1個と2mm大が2個あるという。
三年後までに再検査を行い、切除するかどうか判断するというのが担当医師の見解。
4mm大のポリープと分かっているのなら、検査と同時に切っても良さそうなものだが、素人の思い通りにはいかないらしい。

2リットルもの腸管洗浄液(モビプレップ)を飲むのは、患者にとって苦行そのもの。
一度で済ませたいのが本音だ。
東京には、検査時にそのままポリープを切除し、患者の負担を減らしている専門病院もあるらしい。
都会人らしい手際の良さがうらやましい。


次々にポリープが発生し、そのたびに切除する。
こうして「ポリープ人生」は、死ぬまで続くのだろう。

今回で三度目のポリープ切除だった。
どうなることかと思っていたが、無事に終わってよかった。

これも日ごろの節制の成果だと信じている。
ウォーキングや山歩き、山スキーで適度に体を動かし、4年ほど前からはアルコールを断っている。
もちろん煙草は吸わない。
生のカット野菜を毎食食べ、お茶をよく飲む。
暴飲暴食もできるだけ慎んでいる。

そんな生活習慣が、ポリープの異型化(癌化)を防いでくれたのだと思いたい。
そう思えば、そう身体に作用する。
そう念じれば、良い結果につながる。

「念ずれば花ひらく」は、仏教詩人・坂村真民(さかむら しんみん)の言葉である。
お経を唱えよ、という意味ではなさそうだ。

「念」という字は「今」と「心」から成る。
好きな語である。
過去でもなく未来でもなく、今に心を置いて暮らす。
心を彷徨い歩かせてはいけない。
過去を悔やむことなく、未来を案ずることなく、今を心がける。
これが、私なりの素朴な大腸ポリープ対策である。

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