2016/04/23

こんなところにカツラの幼木が

カツラの苗木。
家の西側の、砂利敷きの狭い通路に、カツラの幼木が育っていた。
幼木は1メートルぐらいの高さになっているから、去年発芽したものかもしれない。
家の者がほとんど通らない場所なので、今まで気がつかなかったのだ。

家から北西の方角に公園があって、その中ほどにカツラ並木がある。
家とカツラ並木との離れは100メートルぐらい。

カツラの種子は翼を持った「風散布型」。
晩秋の北西の風に乗って、家の敷地に舞い降りたのだろう。

以前、ニワウルシポプラの繁殖力の旺盛さを記事にしたことがあった。
このカツラだってすごいじゃないかと思ったが、種子による繁殖力は弱いらしい。
山口県において天然のカツラは「絶滅危惧II類」に指定されていると、「レッドデータブックやまぐち」というサイトに記されている。

家から100メートル離れた公園のカツラ並木。
そういえば、公園のカツラ並木の周辺でカツラの幼木が生えているのを見たことがない。
春になって、カツラ並木周辺の残雪の上にカツラの「翼果」が無数に散乱しているのは、よく見かけたのだが。
青森市の都市公園では、公園木の幼木が育っても草刈りの時期に草と一緒に刈られてしまう。
だが、その一斉草刈りの前にもカツラの幼木は見かけなかった。
やはり種子による繁殖力が弱いのだろう。

そんなカツラが、こんな砂利敷きの荒れた土の上で発芽したのだ。
よっぽど発芽条件に適した場所なのだろう。
幼木は、二株あった。

このまま放置して、家の横で深く根を張ったら大変。
カツラ特有の株立ちで幹が増えたら、もっと大変。
大木化したカツラの枝で、家の壁がこわされてしまう。
抜き取ってみると、まだ根は浅かった。

抜き取ってはみたものの、せっかく発芽してくれたカツラ。
鉢植えで育ててはどうだろうと、一番下の写真のように手ごろな鉢に植えこんだ。

カツラは本来、冷涼な渓谷に生育することが多い樹木。
昔、白神山地の渓谷で巨大なカツラの古木に出会ったことがある。
そんなカツラにとって狭い鉢植えは迷惑なことかもしれないが・・・・・。

ハート型の葉がカツラの特徴。

葉は対生、ないしは互対生する。

抜き取ったカツラの幼木を鉢植えにしてみた。

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